真田忍犬軍(真田十牙忍)
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「銀牙伝説WEEDオリオン」の記事における「真田忍犬軍(真田十牙忍)」の解説
信濃国(長野県)付近を根城とし中立を保ち黒脛巾組に対しても静観していた忍犬衆。他民族や他軍団には不介入の慣わしがある。歴史において真田幸村との関係は今のところ語られてはいない。飼い犬にも慕われており、緊急時には民兵として彼らも起用される。 真田 入道雲斎(さなだ にゅうどううんさい) 真田忍犬軍の長。仁義に厚い巨体の老犬。奥羽軍の先々代の総大将・リキから援軍を頼まれたが断った経緯を持つ。一族や飼い犬からは「お館様」と呼ばれ慕われている。巨体に似合わぬ敏捷さを持ち、黒脛巾組の手下を一蹴する実力の持ち主でもある。 哲心が捕らえられた際、ツバクロとカワセミの二頭のみを率いて救出に成功している。 大きな体格ゆえのパワー、敏捷さ、説得力のある説法など、乱世の中で中立の立場を取ってはいるものの全ての面において抜きん出た存在である。その生き様に惚れた者たちが彼の元を訪れることが多い。 後にオリオンの実力を認め、オリオンから「うんこじじい」と呼ばれて自らそう名乗るほどオリオンにほれ込む。一族の戒律を固く守っていたが、天馬がマテウスらによって重傷を負わされたこと、また天下の「政宗を討て」との命により戒律をなくし、奥羽決戦の際には真田忍軍を率いて援軍として駆けつけた。 かつてベンから飼い主に見捨てられたクロスを一時預かったことがあり、その時にクロスに想いを寄せていたが、クロスがベンに想いを寄せていることに気づいて身を引いている。 真田十牙忍衆 カワセミ 十牙忍衆の一匹。顎下に白い髭があるのが特徴。黒脛巾組の使者としてやって来た黒切丸たちと接触し応対した。しかし身重の雌熊を腹の子と共に無慈悲に殺した黒切丸たちを「外道」呼ばわりし、交渉は決裂。黒脛巾組と構える姿勢を見せた。水中戦も得意であり、黒切丸兄弟を惑わせた。雲斎のもとに最初に参入した1匹であり、若き頃のクロスと雲斎を知る。 ツバクロ 十牙忍衆の一匹。「燕(つばめ)」表記になることもある。 天馬(てんま) ツバクロ・カワセミと同様、十牙忍衆の一匹。偵察と奥羽軍への伝令の任務のために、雲斎の命で天馬と共に黒脛巾の本隊(政宗軍)に潜入する。正体が露呈した後は逃走を図るも、追手のマテウスらに殺されかけ、自ら心臓の鼓動を止め仮死状態になり敵を油断させる「極楽見物」という術を使った。しかしこの術は自分で組成することが出来ないため他のものの力を借りて十分以内に蘇生しなければならず、寸でのところで雲斎に蘇生された。 瀬津魔(せつま) 十牙忍衆の一匹。猪による攻撃を受け、動けなかったところを偶然通りかかったオリオンたちに助けられる。 紫苑(しおん)、黒喜(くろき) 十牙忍衆の一匹。任務のために雲斎の命で天馬と共に黒脛巾の本隊(政宗軍)に潜入する。天馬を逃がすために奮戦したが、加勢として現れた政宗により2匹とも惨殺された。 小六(ころく) 十牙忍衆に使える犬。
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