番組の成り立ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/05 05:47 UTC 版)
「探偵!ナイトスクープ」の記事における「番組の成り立ち」の解説
初代プロデューサーの松本修によると、番組を立ち上げたきっかけは、当時鋭い語り口で人気となっていた上岡の「当意即妙のコメントを活かした番組を作りたい」という思いだった。 当時は上岡のように本音をズバズバ言う芸人は希少であり、上岡の才能を活かすべく立ち上げた番組であった。そこで、上岡に対して調べてきたVTRを観てもらいプレゼンする番組にしたく、視聴者からの依頼を出演芸人たちが探偵となって解決に導くスタイルが生まれた。 視聴者も、始めは探偵の立場でVTRを観るが、それを観終わると今度は局長側に立って観るという『二重構造』の番組であり、のちにフジテレビの「とくダネ!」がこの『ナイトスクープ』のフォーマットを踏襲するなど、当時のテレビ番組としては前例のない画期的なスタイルであった。また、その後のテレビ業界において本音をズバズバ言うタレントや番組が増えていく契機ともなった。
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番組の成り立ち
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/07 06:13 UTC 版)
二人は元々1999年頃、ラジオ大阪の番組「ラジオよしもと むっちゃ元気!」で共に仕事をしていた間柄(すでにこの時期、森脇は番組の担当を外れていたが、上ノ薗はディレクターを務めていた。後に上ノ薗も担当を外れた)である。 昔、居酒屋で上ノ薗が、『俺がラジオをやったらオモロいんと違うか?』と森脇に「放送開始計画」を宣言。以後、森脇の承諾なしに上ノ薗が各方面に企画書を出した。構想・売り込みに7年を費やし、念願かなって元々二人が出会ったラジオ大阪の早朝枠で番組をスタートさせることになった。 第1回放送は10月7日。収録場所はラジオ大阪Cスタジオ。編集作業は上ノ薗が自ら行なっている。1回の放送時間はおよそ8分ほどだが、収録時間は30分以上に及んだ。これは上ノ薗が、納得行くコメントが言えるまでに必要な時間という説がある。現に第1回放送の収録中、上ノ薗は「オレはイタリア人になりたいんや!」と発言し、編集中にふと我に返った上ノ薗は、そのコメントをオンエアに乗せずに、自らの規制でカットしている。ちなみに上ノ薗は、番組でそれ以上のコメントは未だ残していない。 当時、リスナーに配られたラジオ大阪の「タイムテーブル表」には、土曜日の早朝10分枠にもかかわらず、「番組タイトル」と「出演者2人の名前」が、きちんと表記されていた。これは上ノ薗が「せっかく番組をするんだから、タイムテーブルに名前を残さないと。名前が載れば数十年後、自分たちが死んでも放送局の歴史に名前が残る」という思いから、タイムテーブルを作る部署などに挨拶回りに行くなど、尽力した結果である(ちなみに放送局のホームページに載っているタイムテーブルには、スペースの関係で番組名のみ表記された)。 2人がラジオ大阪に集まれないときは、大阪市福島区にある上ノ薗邸(1Kの賃貸マンション)でも収録していた。 放送中、上ノ薗は痛風になったことがある。 一度、東京での収録を行なったこともある。場所は「東京ドーム前」と「浅草のホテル」で行われた。交通費、宿泊費は2人の自腹だった。
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