町内の人々
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 05:49 UTC 版)
田村さん(たむらさん) 声 - 丸山裕子 藤和家に程近い商店街で田村商店という駄菓子屋を経営しているお婆さん。記憶力は衰えていないようだが、それ以外はだいぶ衰えており、いつも店の奥に引っ込んで横になっている。喋り方はその老体に似合わず威勢がよい。女々の実の祖母で、真とエリオの曽祖母にあたるが、そのことを真は知らない。 女々やエリオットが子供の頃から店を構えており、当時から宇宙人にまつわる話を店に集まる子供たちに聞かせていたため、当時の大人たちは敬遠していたが、子供たちにはよく懐かれていた。その頃の店の常連は数十年経った現在でも声だけで特定できる。「田村」という名字は旧姓。 山本さん(やまもとさん) 声 - 松本保典、斉藤佑圭(少年時代) 独身。右耳に「02」と書かれたアクセサリーを着用している。本名は「安代(あしろ)」。女々とは小学生の頃の同級生で、現在進行形で女々に片思いしている。しかし再会時に当の女々が彼の名前を覚えておらず、以降本名ではなく女々が適当につけた山本という名前で呼ばれている。一度プロポーズをしたが理由もなく振られた。前川のことをエリオと間違えており、エリオ(前川)のファンと自称してコーラをプレゼントしたこともある。流子曰く「宇宙ストーカー」。花火職人の息子で、ペットボトルロケットを作るのが上手い。宇宙にペットボトルロケットを飛ばすことが夢。花火職人の息子として、真たちに花火入りペットボトルロケットを披露した。 大井遠江(おおい とおえ) 声 - 斉藤佑圭 女々の行きつけの床屋の女主人。女々のことは「ジョジョ」、かぐや姫のことは「カグヤ」と呼ぶ。エリオの社会復帰のための散髪や前川さんが髪を染めたときなど何かと縁のある人物。あだ名は本人曰く「トーエック」。また、前川さんが髪を染める際には理由を告げずに料金を半額にし、染め直したときに残り半額を受け取るという預言者めいた一幕もあった。床屋になった理由は「初恋の人の髪がもっさりしていたから」らしい。 『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん』に登場する浜名遠江と同一人物だと思われる。「家に帰らせてもらいます」では、みーくんらしき人物が彼女の元を訪ねている。 大井藍(おおい らん) 声 - 田中真奈美 遠江の娘。母親にはよく懐いているが人見知りで、初対面の前川さん(紙幣のコスプレ)を見ての感想は「ふ、ふぇー」というものだった。かぐや姫とも仲がよく、時々遊んでもらっている。 かぐや姫 遠江の友人。名前は自称。元々の由来は親の商売で、高級家具屋の家の令嬢なので同級生から「家具屋姫」と呼ばれていたのが理由だが、本人と遠江によると他にも何かエピソードがあるらしい。常に朱色の浴衣を着て黒い草履を履いている。移動は主に原チャリで、工事現場のヘルメットを被る。背が極端に低いが成人しているらしい。本人によると「6年くらい前にあった少し不思議な事件以来、わらわはずっとかぐや姫」らしい。前川さんの家の居酒屋の常連だが、スルメとビールで2時間粘る売り上げに貢献しない客。自称月から来た宇宙人。 小牧(こまき) 声 - 永島由子 女々が経営する和菓子屋の店長よりもよく働く店長代理を務めている。前川さんの評によると彼女の知人の中では真面目な部類に入る人だが、少々自信家らしい。店では店長代理の仕事のほかに、自ら和菓子の製作もしている。
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