生きた化石

実用日本語表現辞典

生きる化石

読み方：いきるかせき
別表記：生きている化石、生きた化石

既に化石になっていてもおかしくないほど遥か昔から存在している生物や種を意味する語。「生きる化石」の代表例としては植物の「メタセタイア」、魚の「オオサンショウウオ」などがある。

（2014年10月2日更新）

デジタル大辞泉

いきた‐かせき〔‐クワセキ〕【生きた化石】

読み方：いきたかせき

１ 現在でもほとんど姿形を変えずに生き続け、化石としても発見されている生物のこと。植物のメタセコイア・イチョウ、動物のシーラカンス・カブトガニ・カモノハシなど。生きている化石。

２ 《1から転じて》俗に、時代遅れの人のこと。多く、あざけりの気持ちをこめていう。

生物学用語辞典

生きている化石

同義/類義語：生きた化石
英訳・(英)同義/類義語：living fossil

古代の化石で見られる形態と、原生生物の形態がほとんど変わらない生物種の総称。限られた場所にしか生息していない生物。動物の例ではシーラカンスやカブトガニ、植物の例では、メタセコイアなど。

ウィキペディア

生きている化石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/11/26 14:13 UTC 版)

生きている化石（いきているかせき、英: living fossil）とは、太古の地質時代に生きていた祖先種の形状を色濃く残している生物を指す。生きた化石と言われることが多い。地層の中から発見される化石と同じ姿で現代にまで生息していることから、このような呼び名が付いた。

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「生きた化石」の例文・使い方・用例・文例

• オーストラリアで見つかるウォレミマツは、長く絶滅していたと考えられおり、そのため生きた化石として知られている針葉樹の生き残っている標本である
• 生きた化石またはいわゆる『緑の恐竜』
• ３億年間姿が変わっていないことから，生きた化石と呼ばれている。