特観エリア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/08 00:43 UTC 版)
「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」の記事における「特観エリア」の解説
フーガ 氷を操る能力を持つ魚人型魔族の少年。メリーからは「ふが君」と呼ばれている。小さいころ、能力を制御できずに死にかけていたところをローレムに助けてもらったことがあるため、恩返しのために彼女の家を訪れる。ローレムと再会するまで一人で魚を捕って生活していたこともあり、人間世界のルールにあまり詳しくないため、メリーに生活の仕方などを教えてもらっている。 リゼット ローレムの隣の部屋に住んでいる魔族の女の子で、頭から小さな羽が生えている。8歳。メリーからは「ぜったん」と呼ばれている。日光が苦手で、夜にならないと外に出られない。人間の血液を食料としており、好物はB型とのこと。当初はちょっとしたことで泣いてしまう繊細な性格だったが、ローレムためと交流していくうちに徐々に年相応に天真爛漫な面が出てきている。歯の構造が他の魔族とは異なり、噛みついた際に効率よく捕食対象から吸血するために数種類の鋭利な歯が並んでいる。胃袋が無いため固形物は食べられないが、液体を飲むことはできる。満腹度に反比例して魔獣化・深度が上がる特殊なタイプ。正確な特性は判明していないが保護された時点では遠距離から無数の衝撃弾・鉄格子を容易に捻じ曲げる怪力が確認されている。バレンタインの大ファンで、彼女が家に遊びに来た時は喜びのあまり気絶してしまった。最終章では夢だったアイドルを目指して養成所に通っている。 セーラ 魚人型魔族の少女。フーガと出会うまで、電気を操る能力を使って洞窟の中で暮らしていた。頭に髪のような鰭が生えている。フーガに好意を抱いており、最終章ではフーガとの間に5人の子供を儲けている。 エリザ 特殊保護観察区域のE棟に住んでいる魔族の女性。関西弁で話す。人見知りな性格で、常に小声で話していたり、笑っている時にいきなり無表情に戻るため、ローレムからは変なヤツだと思われている。公園の砂場でローレムに話しかけられたことをきっかけに、彼女と友達になった。特性を使えないために、他の魔族に「劣等種」と馬鹿にされたり食料を盗られたりしていた過去があり、そのころに一度だけローレムと会っている。 ヘルガ 魔族の赤ちゃんで、エリザの娘。歩行はまだ掴まり立ちの段階で、言葉は自己紹介ができる段階。最終章では成長した姿で登場し、ゴスペルと共に魔族の学校に通っている。 スピカ メリーが購入した無人島に住み着いていた魔族の少女。元は島の研究施設で研究対象にされており、施設閉鎖後は特観に保護されるもすぐに脱走して島に戻った。その過去から(特に人間には)心を閉ざしていたが、メリー達と出会ってからは明るさを取り戻し、島の管理人として働くようになる。
※この「特観エリア」の解説は、「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」の解説の一部です。
「特観エリア」を含む「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」の記事については、「息子がかわいくて仕方がない魔族の母親」の概要を参照ください。
- 特観エリアのページへのリンク