漫画版での活躍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 20:59 UTC 版)
テレビマガジンで連載された漫画版の初登場は第1話「かっこいいぞ!ぼくらのみかた、スターセイバー!」。スターセイバーとは宿敵であり幼馴染みである。人間の子供を可愛がるという設定が採用され、サイボーグの少年・北風ソロンを育てている。彼を学校に通わせたり、ジャンを人質に取った際は叱り飛ばしているなどアニメ本編より情に厚い。また毛虫を嫌ったり、夏風邪で寝込んだりとユーモラスな部分が描かれている。 第2話「大ぎゃくてん!スターセイバー」では山火事のエネルギーでパワーアップする。スターセイバーにも優位に立つが、戦士の誇りを追い求めるあまり、隙を見せて敗北する。 第5話「あやうし、ジャン!いそげ、スターセイバー」ではデストロンの少年隊を作るためにジャンをさらい、ジャンのために指先から魔術の如く、お菓子やゲームを出していた。しかしジャンは彼を拒否。デスザラスはジャンを取り返しに来たスターセイバーを攻撃するが、ジャンに毛虫を突き出され怯んでしまい、その隙を付かれ敗北。 第8話「強いぞ!ビクトリーセイバー!」ではソロンがサイボーグのため成長しないことを悲しく思い、武装兵士キングソロンを作る。ガード星にてビクトリーセイバーと決着を付けようとする。デスザラスはキングソロンと合体してキングザラスになり、ビクトリーセイバーと三時間にも渡る激闘を繰り広げたが、ジャンの姉・パティの声を聞きソロンの心に隙が出来る。その隙を突かれ、合体を解除されてしまい、キングソロンは破壊され、ソロンは負傷し投げ出される。ソロンは自分の息子に成れないと悟ったデスザラスは、ブレストタイガーをソロンに託す。その後ソロンはサイバトロンのブラッカーの説得により、サイバトロン側に就く。 最終回「そうぜつ!ビクトリー大戦争」では巨大要塞基地からの隕石爆弾で地球制圧にかかり、要塞の外にてスターセイバーと一騎討ちになる。勝利目前かと思われたデスザラスだったが、レオザックの反逆によって巨大要塞からの破壊光線を受けるが、レオザックを砲撃。その後、スターセイバーの手によりレオザックが負傷。それでも要塞都市の入り口を守る彼とソロンに言葉をかけ、妻のエスメラルから「立派だった」と祝福される。デストロンの敗北を認めるも、仲間や家族を助けるように懇願。そしてデストロンのエネルギー略奪の目的は要塞都市にいる家族や仲間を守るためだったことが判明。デストロンが共にV惑星に移住するという条件と、スターセイバーが少年時代の自分達について説いたこともあり和解。彼とVの字に見立てた握手を交わし、ビクトリー戦争は終結する。
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