漫画版との相違点と背景
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/09 17:23 UTC 版)
「いとしのエリー (漫画)」の記事における「漫画版との相違点と背景」の解説
主演の国生が自動二輪免許を取得していたこともあり、漫画版にはない串田がバイクに乗る設定、シーンが追加されている。また上野との出会いは串田のバイクのチェーンが外れて困っていた事から始まり、その後上野が高校2年生時に串田が上野の学校に新任で赴任してくるという設定になっている。 ヒロインが国生だけではおニャン子ファンしか映画館に足を運ばないのではと懸念したフジテレビが、『夕やけニャンニャン』のワンコーナー“ザ・スカウト アイドルを探せ”の派生企画として“いとしのエリーを探せ”という企画を設け、美人家庭教師・美人塾教師を募った。しかし、応募数が少なく企画倒れに終わった。 また当時男闘呼組で人気を誇っていた前田耕陽とのダブル主演も話題にはなったが、人気アイドル同士の主演ということで、両者の事務所から多くの制約が課せられたこともあり、同時上映の“タッチ”同様、全年齢層を対象にした青春映画として制作された。原作では描かれたベッドシーンや際どいセリフは一切なく、教師と生徒の恋愛という設定以外は原作と全くかけ離れたトレンディードラマタッチのストーリー展開であった。興行的には不振に終わっている。VHSソフトが販売されていたがDVD化はされていない。
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