派生作品での鉄人27号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/23 01:15 UTC 版)
「鉄人28号の登場ロボット」の記事における「派生作品での鉄人27号」の解説
『実写版』 26号までの失敗を教訓に、敷島博士を初めとする科学陣が設計開発。両腕・両足が異様に細い。こちらも完成直後の耐久テストで大破し、以後建造されなかった。 『超電動ロボ 鉄人28号FX』 新鉄人シリーズの1機として「鉄人27号サキガケ」が登場。 『アニメ第4作』 敷島博士が日本に帰国してから作り上げ、起動実験が行われていた27番目の鉄人。操縦は敷島重工に設置された大型操縦装置から行う。しかし、28号と同じリモコン回路を使用していたせいで操縦電波が遥か南方に届き、放置されていた鉄人28号を呼び寄せて暴走させてしまう。その為、侵攻してきた28号を止めるべく実戦投入された。強力なダブルチョップで28号をダウンさせたり、28号の目を布で覆い隠した隙に鉄骨を使って殴打するなど懸命に攻撃を試みたが、28号との性能差は大きく、パンチで頭部を破壊されたうえに空中に抱え上げられて爆発してしまった。だが、この顛末を見た敷島博士は27号の撃破を悲しむことなく、むしろ28号の性能と金田博士の才能を称えて狂喜する姿を見せている。 なお、敷島博士が試作した他の鉄人の試作機も敷島重工地下に隠されており、ファイア三世の装甲を引き剥がす為に突撃、自爆して装甲を破壊することに成功している。 『PS2ゲーム版』 28号とともに敷島重工で保管されていたが、X団に奪取されて正太郎の操る28号と交戦する。飛行能力はなく、耐久力・攻撃力・必殺技のバリエーションなどあらゆる点で鉄人よりも劣る。一機目が破壊されたのちX団によって「鉄人軍団」として量産されたが、28号と敷島博士が操るブラックオックスの活躍で全滅した。必殺技はアニメ第4作と同様のダブルチョップ。 『鉄人奪還作戦』 PX団が戦前の旧日本軍の「鉄人計画」を元にした、21世紀の鉄人計画に携わる技術者を拉致し完成させたレプリカとして登場。オリジナルの27号は未完成のまま旧陸軍の地下施設と共に打ち捨てられている。暴れ回るレプリカの鉄人27号に正太郎は「鋼鉄の悪魔」と評した。 レプリカの27号は鉄人28号と激闘の末に破壊された。
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