派生作品とポップカルチャーへの影響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/15 13:44 UTC 版)
「E・E・スミス」の記事における「派生作品とポップカルチャーへの影響」の解説
ランドル・ギャレットは Backstage Lensman(邦題「レンズマン裏舞台」)というパロディ作品を書いており、スミス本人も面白がったという。ハリイ・ハリスンの『銀河遊撃隊』もスミス作品のパロディである。ランドル・ギャレットによる、魔法が存在する世界を舞台にした本格推理小説《ダーシー卿》シリーズにはレンズのような魔法のバッジが登場する。 アーサー・C・クラークの『地球光』における宇宙戦闘場面は『スカイラーク3号』の戦闘シーンを参考にしたという。 世界で初めて不特定多数の人に遊ばれたコンピューターゲーム「スペースウォー!」は『スカイラーク』と『レンズマン』をヒントに作られた。詳細はスペースウォー!の項を参照。 テーブルトークRPGの体系であるガープスには《レンズマン》シリーズに基づいたワールドブックが存在する。 日本ではアニメ版「レンズマン」も製作されたが、原作とはかけ離れている。それを日本で漫画化したものを英語に翻訳してスミス家に許可を得ずにアメリカで発売しようとしたが、カリフォルニアのSF作家やファンの支援を受けた Verna Smith Trestrail の訴えによって販売停止となった。 ジョージ・ルーカスは自伝の中で幼いころに最も影響を受けた小説として《レンズマン》シリーズを挙げている。テレビドラマ『バビロン5』を製作したJ・マイケル・ストラジンスキーもレンズマンの影響を認めている。 スーパーマンの原作者ジェリー・シーゲルは『宇宙のスカイラーク』の楽天的未来観に影響を受けたという。 DCコミックスの著名なアメリカンコミック「グリーンランタン」はその設定に《レンズマン》シリーズと似た部分がある。
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