E・E・スミスとは? わかりやすく解説

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E・E・スミス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/31 02:00 UTC 版)

エドワード・エルマー・スミスEdward Elmer Smith あるいは E.E."Doc"Smith, 1890年5月2日 - 1965年8月31日)は、アメリカSF作家で、《レンズマン》シリーズや《スカイラーク》シリーズで知られている。「スペースオペラの父」と呼ばれることもある。通称はE・E・スミスドク・スミスなど。家族からはテッドと呼ばれていた。ドーナツペイストリー用の粉を専門とする食品工学者でもあった。


  1. ^ Moskowitz 1966, p. 11. これも含めて日付については (Lucchetti 2004, pp. 31–5, 113–147) を主に参照。また、一部は (Sanders 1986, pp. 1–2) を参照
  2. ^ a b 1900 Census, House 1515, Residence 438, Family 371, 3rd Ward of Spokane County, Washington, recorded June 13, 1900, accessed via online census images at heritagequest.com
  3. ^ Sanders 1986, pp. 1, 7. ただし (Trestrail & 1979?, p. 2) では最初からアイダホに引っ越したとしている。また、(Moskowitz 1966, pp. 11–12) と (Eshbach 1947, p. 85) ではどちらもSandarsと同じである。
  4. ^ Moskowitz 1966, pp. 11–12
  5. ^ a b c d e Sanders 1986, p. 1
  6. ^ 1910 Census, Residence 37, Family 37, Markham Precinct, Bonner County, Idaho, recorded 25 April 1910, accessed via heritagequest.com.
  7. ^ Letter from Flip Kleffner, Director of Alumni Relations, University of Idaho Alumni Association, to Verna Smith Trestrail, dated 27 February 1984.
  8. ^ a b Sanders 1986, p. 8
  9. ^ Latah County, Idaho Star-Mirror, March 25, 1915.
  10. ^ Western States Marriage Index Entry 84846, accessed 5 April 2007
  11. ^ Trestrail & 1979?, pp. 3–4
  12. ^ a b c d Moskowitz 1966, p. 13
  13. ^ Hawley, James F. A History of Idaho: Gem of the Mountains", page 868. S. J. Clarke Publishing Company, 1920. Full text available at Google Books
  14. ^ Z9M9Z: "Noreascon 4".
  15. ^ Heinlein, Robert A. (1984). Friday. New England Library. ISBN 0-450-05549-3 
  16. ^ a b Lucchetti 2004, p. 32
  17. ^ a b c d e Warner 1938
  18. ^ Moskowitz 1966, p. 22
  19. ^ Lens FAQ p. 0 にある写真を参照。(Warner 1938) によれば、スミスは操縦士になることを望んだが不合格だったという。他の伝記には戦時中のスミスの動向は記されていない。
  20. ^ Partially illegible draft card, 5 June 1917, retrieved from Ancestry.com July 2007.
  21. ^ Sanders 1986, pp. 8–9
  22. ^ a b c Moskowitz 1966, p. 14
  23. ^ Moskowitz 1942 ではハーバード大学ジョンズ・ホプキンス大学で修士号を得たとされているが、他の文献とは一致しない。
  24. ^ Barrett 1994, p. 4
  25. ^ 「ノンフィクション」の節参照
  26. ^ http://www.hillsdalecounty.info/history0118.asp accessed 5 April 2007
  27. ^ Warner 1938 では1921年完成とされている。
  28. ^ Moskowitz 1942 では「執筆が本当に始まったのは1919年になってからだった……アメリカ市場の最初のSF雑誌がそれを買うまでに5年かかり、実際に出版するまで2年かかった」とあるが、他の文献とは一致しない。
  29. ^ Sanders 1986, p. 9
  30. ^ a b c Moskowitz 1966, p. 15
  31. ^ Sanders 1986, pp. 1, 9, Moskowitz 1966, p. 15. どちらもその原稿を買ったのはT・オコンナー・スローンだとしているが、アメージング・ストーリーズのWikipediaの記事によれば、スローンが編集長となったのは1929年11月号からである。当時の編集長はヒューゴー・ガーンズバックだった。
  32. ^ 前述の通り Warner 1938 ではもっと前から書き始めたとされている。
  33. ^ 1930 Census of Ward 3, Household 288, Family 314, Hillsdale, Michigan, recorded by Mark C. Hanselman on 11 April 1930. Copy courtesy www.ancestry.com.
  34. ^ 例えば9月号の567-8ページにはジョン・W・キャンベルからの手紙が掲載された。その最後に『宇宙のスカイラーク』は「史上最高のSF小説だ」とあるが、キャンベルの手紙の大半は科学考証面への痛烈な批判である。
  35. ^ a b c d Moskowitz 1966, p. 16
  36. ^ Sanders 1986, p. 65
  37. ^ Sanders 1986, p. 65. しかし、土星の大気が呼吸可能だったり、土星や木星の衛星のいくつかも呼吸可能な大気があるなど、科学的におかしな点がいくつもある。
  38. ^ Sheridan 1977, p. 3
  39. ^ Rogers 1964, p. 26
  40. ^ a b Rogers 1964, p. 14
  41. ^ ライマン・クリーブランドが「鉄の塊の小惑星」が容易に入手できると述べている。アメージング誌1934年3月号の16ページ。英語版初版の196ページ。ネヴィア人の攻撃の無意味さを指摘した言葉。
  42. ^ クリーブランドは初版223ページで、特殊相対性理論によれば無慣性航行は出発点から見ると光速を越えられないと予測している。
  43. ^ 2月号81ページ、初版160ページで、ネラドは "Destruction, always destruction… they are a useless race" と言っている。
  44. ^ コスティガンとブラッドレーは、宇宙船が光速を越えても特に何も言っていない(2月号84ページ、初版168ページ)。 この場面は小説内で初めて超光速航法が出てきたところである。
  45. ^ コスティガンとブラッドレーはネヴィア人が2度目のテルス襲撃に対して、もっと簡単に鉄を入手する方法があることを主張しなかった(2月号88ページ、初版175ページ)
  46. ^ a b Moskowitz 1966, p. 17
  47. ^ Moskowitz 1966, p. 17 Fantasy Magazine 誌1934年12月号の "Stories We Reject" から引用
  48. ^ Moskowitz 1966, pp. 17–8, Rogers 1964, pp. 24–30. どちらもこの時期にアスタウンディング誌がSF雑誌業界のトップに躍り出たことには同意している。ただし、それがE・E・スミスだけのせいとはしていない。
  49. ^ Dawn Doughnut Company
  50. ^ a b c d Moskowitz 1966, p. 19
  51. ^ この主張のウェブ上の最初の出典は Computer games: 40 years of fun, ZDNet UK, November 23, 2001 by Graeme Wearden と見られるが、この記事には出典がない。特許を検索してもE・E・スミスの名で関連する特許が取得された証拠は見つかっていない。
  52. ^ a b The Dictionary of Literary Biography,[要出典] quoted at http://www.bookrags.com/biography/edward-elmer-smith-dlb/ accessed 8 May 2007.
  53. ^ Eshbach 1947, p. 83
  54. ^ Eshbach 1947, p. 84. 'Canstantinescu' となっているが、Clinton Constantinescu の間違い。"War of the Universes" は Amazing Stories Quarterly 1931年秋号に掲載された。
  55. ^ a b Eshbach 1947, p. 85
  56. ^ Eshbach 1947, p. 85. なお、"The Epic of Space" にはトレメインが約束したという記述はない。また『銀河パトロール隊』の部分はほんの数ページだったとある。
  57. ^ Eshbach 1947, p. 86
  58. ^ 司令官が銀河パトロールの歴史を語る場面で、三惑星連合やバージル・サムスへの言及が後から挿入された(Astounding September 1937 pp. 12–13; cp. Fantasy Press edition pp. 8–9.)。また、『三惑星連合軍』と齟齬のあった記述を削除している(Amazing March 1934 pp. 28 & 33; cp. Fantasy Press edition pp. 223 & 231.)。 Gharlane の Lens FAQ Question 1 も参照。アリシア人の未来予測する能力についての言及も後からの挿入である(Astounding January 1938 p. 127 vs. first edition p. 205)。
  59. ^ Gharlane Lens FAQ Question 1 and footnote to rec.arts.sf.written posting; Moskowitz 1966, p. 20
  60. ^ Astounding December 1939 pp. 6, 91.
  61. ^ Astounding December 1939 pp. 104.
  62. ^ Sanders 1986, p. 10, Moskowitz 1966, p. 12
  63. ^ Resnick & Siclari 2006
  64. ^ Sanders 1986, p. 10、『第二段階レンズマン』のあとがき
  65. ^ Lucchetti 2004, pp. 15, 19
  66. ^ Heinlein, Robert A (1986). Methuselah's Children. Baen Publishing Enterprises. ISBN 0-671-65597-3 
  67. ^ a b Heinlein 1979
  68. ^ Clarke 1990, pp. 102–3
  69. ^ Clarke 1990, p. 120, The Best of Stanley G. Weinbaum の序文でアイザック・アシモフがスミスを "first nova"、ワインボウムを "second nova" と称していることを引用し、それに同意している。
  70. ^ (Eshbach 1947, p. 84) - ただし、Advent版のページ数
  71. ^ Letter from John W. Campbell to E. E. Smith, pages 1–2, Dated 11 June 1947.
  72. ^ ロバート・A・ハインラインの海軍時代からの友人ケレイブ・ランニング(後の少将)
  73. ^ 大熊康之 『戦略・ドクトリン統合防衛革命』かや書房、2011年。ISBN 978-4-906124-70-1 
  74. ^ Eshbach 1947, p. 80
  75. ^ スミスは Constantinescu の名も作品名も綴り間違っていて、Canstantinescu's "War of the Universes" と書いている。(Eshbach 1947, p. 84)
  76. ^ Moskowitz 1966, p. 21
  77. ^ Moskowitz 1966, p. 23
  78. ^ Sanders 1986, p. 15
  79. ^ Letter to Clifford Simak June 18, 1953, The John W. Campbell Letters Volume 1, p. 177.
  80. ^ Clarke, Arthur C. (1990), Astounding Days, New York: Bantam, pp. 104, ISBN 0553348221 
  81. ^ IGN: Interview with J. Michael Straczynski (Part 1 of 4)
  82. ^ ATTN JMS: Lensman
  83. ^ Gerard Jones, Men of Tomorrow, 2004, p. 29–31
  84. ^ University of Idaho Libraries
  85. ^ a b c Lucchetti 2004, p. 113
  86. ^ worldcatlibraries.org
  87. ^ Lucchetti 2004, p. 114






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