派生作品と続編の企画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 02:56 UTC 版)
「トラック野郎」の記事における「派生作品と続編の企画」の解説
東映は、1981年に新しいトラック野郎に黒沢年男を起用して『ダンプ渡り鳥』を公開するが、本作と比較すると興行は芳しいものとは言えなかった。 1990年代に『新トラック野郎』としてシリーズを復活させるという企画が持ち上がり、『トラック野郎』第6作から第9作の脚本を担当した掛札昌裕が脚本を書いた。「主役は桃次郎ではないが二人組。トラックとよくすれ違う、60代の男が運転する謎の自家用車が出てきて、実はそれがもう余命いくばくかもない奥さんに日本全国を見せるために走っている事だっていうのが最後に分かる」という話。これを岡田茂に見せたところ、「お前、気が狂ったんじゃないか?」と一喝され却下されたという。後に掛札は『爆走トラッカー軍団』シリーズの全作で脚本を手がけている。 1996年には東映の配給で映画『爆走!ムーンエンジェル -北へ』(製作・ポニーキャニオン)が公開される。トラック野郎とは一線を画した「カミオンマドンナ」としてハンドルを握る主人公役に工藤静香を起用、監督は『スクールウォーズ(2作)』『ポニーテールは振り向かない』などの監督を務めた山口和彦。現在一番星号と共に哥麿会の顔でもある竜神丸も清水宏次朗がハンドルを握る車両として登場している。
※この「派生作品と続編の企画」の解説は、「トラック野郎」の解説の一部です。
「派生作品と続編の企画」を含む「トラック野郎」の記事については、「トラック野郎」の概要を参照ください。
- 派生作品と続編の企画のページへのリンク