河合村_(岐阜県吉城郡)とは? わかりやすく解説

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河合村 (岐阜県吉城郡)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/14 21:01 UTC 版)

かわいむら
河合村
村旗 村章
廃止日 2004年2月1日
廃止理由 新設合併
古川町神岡町河合村宮川村飛騨市
現在の自治体 飛騨市
廃止時点のデータ
日本
地方 中部地方東海地方
都道府県 岐阜県
吉城郡
市町村コード 21623-2
面積 184.57 km2.
総人口 1,322
(2004年2月1日)
隣接自治体 八尾町利賀村古川町宮川村白川村清見村
村の花 フクジュソウ
村の鳥 ヤマドリ
河合村役場
所在地 509-4301
岐阜県吉城郡河合村大字角川223-1
外部リンク 河合町商工会
座標 北緯36度18分15秒 東経137度06分15秒 / 北緯36.30414度 東経137.10414度 / 36.30414; 137.10414 (河合村)座標: 北緯36度18分15秒 東経137度06分15秒 / 北緯36.30414度 東経137.10414度 / 36.30414; 137.10414 (河合村)
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河合村(かわいむら)は、岐阜県吉城郡にあったである。2004年平成16年)2月1日に周辺町村と合併して飛騨市となった。

地理

岐阜県北部に広がる飛騨高地北部の豪雪地帯に位置し、富山県と接する村である。 村全域が険しい山地であり、特に南西部の山々の標高が高く、宮川が流れる北東端が最も低い。 面積の94.3%が山林である。

南隣の大野郡清見村を源流とする小鳥川が南から流れ、跡津川断層沿いで東に向きを変えて村の中央部を流下する。 村南部を水源とする稲越川が村の東部を流れ、小鳥川と合流したのち宮川に流入している。 これらの河川沿いの標高817mから430mにかけて小規模な河岸段丘が分布しており、その上に集落と耕地が点在している。 合流点近くの小鳥川沿いが村の中心であり、村役場が立地していた。

1999年(平成11年)の年間平均気温は10.6度、年間降水量は2,216mm、年間降雪量は410cmである。

隣接していた自治体

歴史

人口の推移

1960年 3,733人 (9.0%)
1970年 2,815人 (10.8%)
1980年 1,878人 (15.0%)
1990年 1,612人 (20.9%)
1995年 1,450人 (24.8%)
かっこ内は65歳以上人口の比率。国勢調査。

産業

地勢的に単作の農業に適していなかったため、古くから林業工業の要素を取り入れた複合産業がなされていた。 冬に作られ、今も続いている手漉き和紙(山中和紙)はその産物である。

1970年代からしばらく繊維産業が栄えたが、不況に遭い衰えた。20世紀末までにの作付けは減り、養蚕はなくなった。現在は肉牛生産が村の経済の主柱である。 漁業では下小鳥ダム湖における淡水魚養殖、農業では野菜花卉の施設栽培、きのこの栽培がある。 食品工業ともなる山菜加工、山林体験施設やスキー場を中心にした観光業もある。

かつては金鉱山(金生鉱山)があり、1932年(昭和7年)4月6日には、崩壊により11人が死傷する事故も発生した[1]

教育

2004年以前に廃校となった小中学校

交通

鉄道路線

道路

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

脚注

  1. ^ 日外アソシエーツ編集部 編『日本災害史事典 1868-2009』日外アソシエーツ、2010年9月27日、36頁。ISBN 9784816922749 

参考文献

  • 『飛騨河合村誌 通史編 全』 河合村役場、1990年
  • 『続八尾町史』 続八尾町史編纂委員会、1973年

関連項目

外部リンク




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