沖縄海洋博
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/20 22:41 UTC 版)
館名:三菱海洋未来館 テーマ:人と海 建築面積:1,421平米 延べ床面積:2,554平米 設計:三菱地所 施工:竹中工務店・三菱建設・戸田建設・国場組建設共同企業体 構造:鉄骨造 パビリオンは「人間も自然の一部にすぎない」の理念に立ち造型的にシンプルな形で外壁をアルミニウムの鏡面とした鉄骨造で周辺の景観を映し出す形となった。展示は三菱重工三原製作所で開発された「ムービングシート」座席に座り椅子に座ったまま誘導されるシートコンベア方式で海洋開発の理想像を展開する。 スタッフ 三菱沖縄海洋博総合委員会委員長:山田敬三郎 館長:小谷修二 総合プロデューサー:田中友幸 構成 プロローグ「海へのいざない」入口から階段を上り、ブルーの照明に包まれた部屋で天井のオウム貝から海鳴りと海をたたえる語りを再生する。 第1部「海への旅」海底トンネルを降下し、サンゴや天敵のオニヒトデ、それを退治するホラ貝等海の生態学を象徴するイメージを三菱電機の開発したホログラム立体映像システムで表現。更に深海溝の深海魚や海底火山の爆発を大阪万博でも使われたホリミラースクリーンで表現した後、クラゲ状の幻想の世界へで締められる。 第2部「海の未来」ハーフミラー技術を応用した「トランスデプロビジョン」による海中生物の形をした水中バスや海洋開発機械から生体工学的なアプローチによる技術発展の表現、三菱電機の開発した液晶シンクロビジュアルシステムによる観客の拍手等のアクションに反応する魚群の映像、海底牧場や海底都市等の海洋開発の理想像を展示。 エピローグカモメの大群に見守られながら会場へ向かい、ムービングシートを降り虹のイメージの部屋を経て退出する。
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