江の島にある文学碑
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永野泉山句碑 「住みなれて居てもすゞしや嶋の月」 1898年(明治31年)11月15日 恵比壽屋門内右手 ※永野泉山=恵比壽屋旅館の主人 永野泉山還暦記念碑 「明治子に茂どることしやいはいきぬ」 1901年(明治34年) 表参道女坂 震柳居四世句碑 「月涼し徐尓聞久琴の曲」 1923年 江島神社辺津宮境内 ※震柳居九江、晩年を片瀬に住んだ俳人 沼田頼綱歌碑 「さながらに生けるが如く見まつりぬ御神ながらも肌ゆたかなり」 1961年 江島神社辺津宮境内 後藤新平詩碑 「森嚴羽衛老將軍。功烈眞兼武與文。造次不離忠孝旨。于花于月又思君。」児玉神社境内 山縣有朋歌碑 「越えはまた里やあらむと頼みてし 杖さへ折れぬ老いの坂道」児玉神社境内 古帳庵夫妻の句碑 天保12年(1841年) 江島神社辺中津宮参道古帳庵 「以さここに当満里て幾可ん宝とと支須」 古帳女 「二親に見せたし鰹生きてゐる」 間宮霞軒句碑 「さし潮の香を抱く島の霞哉」 1958年 江島神社中津宮参道 福村漁村句碑 「貝がらも桜の名あり島の春」 1976年 江の島大師前 ※福村漁村=江の島館の主人 高木蒼悟句碑 「夏富士や晩籟神を鎮しむる」 1961年 西山路傍 ※高木蒼悟=江島神社宮司 桑弓亭数高狂歌碑 「来れそこの花の香りの咲く以はや詣つる人の福を江のしま」1819年 岩屋道道標 服部南郭漢詩碑 七言絶句「石壁に題す」(風濤石岸戦鳴雷/直撼楼臺万丈廻/被髪釣竈滄海客/三山到処蹴波開) 龍燈の松 佐羽淡齋詩文碑 「瓊沙一路截路通孤嶼崚海中潮浸龍王宮裏月花香天女廟前風客楼斫鱠糸々白神洞焼燈穂々紅幾入蓬莱諳秘跡不須幽討債仙童」大窪詩佛題及碑陰。東京玉淵加藤豊書 文政5年(1822年) 龍燈の松 ※佐羽淡齋=上野国桐生の豪商で文人 松尾芭蕉句碑「疑ふ那潮能花も浦乃春」 龍燈の松(江の島で詠んだ句ではない) 四時庵紀逸句碑 「むかしむかし散るやさくらの稚児ヶ渕」。稚児ヶ渕 風化が激い。 永瀬覇天朗句碑 「桟橋に波戦へる時雨かな」1961年再建 稚児ヶ淵 ※永瀬覇天朗=藤沢の俳人 青木泰夫句碑 「沖へ沖へ水脈太く曵く初霞」 ※青木泰夫=藤沢の俳人 與謝野晶子歌碑「沖つ風吹けばまたたく蝋の灯に志づく散るなり江の島の洞」 2002年 岩屋入口 書:尾崎左永子
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