機殻剣
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 22:29 UTC 版)
剣の形態をとる概念兵器の総称。登場する中では最も該当する物が多い。 V-Sw(ヴィズィ) 自意識を持つ6th-G概念核兵器。出雲・覚の専用武装。6th-G製。 ヴァジュラにヴリトラを納めたもので、普段は身の丈程もある白い大剣の形態をとる。性格はマイペースでのんびり屋。第1形態(通常形態)/通常の大剣 第2形態/光の刃とスラスターを展開する 第3形態/輪廻転生の力で万物を破壊・再構成する砲 第4形態(最終形態)/最大出力で全長500m超過の巨大な光の刃を形成する ヴァジュラ 6th-Gを維持する為に造られた6th-G製機殻剣。V-Swの前身。概念戦争当時はヴリトラに釣り合うように、大量の概念が詰め込まれていた。後に6th-G概念核であるヴリトラを収めV-Swに改造される。 グラム 通称「聖剣」。1st-G概念核兵器。 長大な剣であり、また自意識を持つ。概念戦争時代にファブニールの原動力に使われていた概念核の半分を収め、全竜交渉ではファブニール改から残り半分を回収する。人格者。 十拳(とつか) 通称「神剣」。2nd-G概念核兵器。 2nd-GとLow-Gが共同開発した長剣型機殻剣で、2nd-Gの全姓名(八百万種)を打ち込んだ鉄片を束ねて造られた。2nd-G概念核=炎竜八叉を封印しており、概念戦争後は荒王の艦橋に放置されていた。 フツノ 2nd-G概念対応のLow-G製機殻剣。 かつての鹿島・昭緒が技術の粋をかけて制作したもので、「断ち切る音」を示す名前に由来し、あらゆるものを切断する。試作段階での試験運行で過剰な攻撃力を発揮し、鹿島・奈津(当時は高木姓)を巻き込む崩落事故を起こした。その後は壊れたまま封印されていたが、鹿島の手で修復され全竜交渉に用いられる。 火迦具土(ひのかぐつち)/武雷剣(たけみかづちのつるぎ)/阿武さん(あぶ-) 2nd-G概念対応のLow-G製機殻剣。2nd-G概念下ではそれぞれ炎・雷・水を放つ。 美明(みめい) 日本刀型Low-G製機殻剣。長田・竜美が使う。 UCAT空白期に月読・有人が開発し飛場・竜一が使用、死後に竜美の手に渡る。能力やエネルギーを刀身に吸収して所有者の意思に応じて解放する機能を持つ。 クサナギ 鹿島・昭緒が造った2nd-G概念対応のLow-G製機殻剣。熱田・雪人の後期専用武装。 所有者が存在を明確にする事で、視界にある空間そのものを刀身として切断する。強大な攻撃力を持ち、熱田も両手を用いなければ使用出来ない。当初は使用回数に制限のある試作品が登場したが、後に制限のない完成品が出来た。
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