標準断面の胴体モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 07:30 UTC 版)
「リアジェット」の記事における「標準断面の胴体モデル」の解説
リアジェット23: 1964~。8人乗り。1376 nmi (2550 km)。ビジネスジェットという分類のはじめての航空機とされる。FAR Part23に適合する用設計された。32機製造。 リアジェット24(英語版) (24A/24B/24C/24D/24E/24F): 1967~。1100nmi (2052 km、24E)。リアジェット23の派生モデル。FAR.24適合へと変更されやや大型化されている。翼端タンクの形状や客室窓の形状などに変更が見られる。各型合わせ210機製造。 リアジェット25(英語版) (25A/25B/25C/26/25G): 1966~。1540nmi (2853 km、25B)。リアジェット24の胴体伸延モデル。CJ610エンジン搭載の初期型機の事実上の最終型。各型合わせ311機製造。 リアジェット35 (35/35A): 1974~。2004 nmi (3690 km)。アメリカ軍が人員輸送機『C-21』として導入。民間型35/35A合計で675機製造。 リアジェット36 (36/36A): 1974~。約2500nmi (約4600km)。リアジェット35のキャビンスペースを2座席分減じて胴体内燃料タンクを増設し長距離航行可能としたバージョン。民間型36/36A合計で60機製造。 リアジェット28/29(英語版): 1979~。1436nmi (2660 km)。リアジェット25をベースとして新型の大面積の主翼を装備した。ジェット機ではじめてウィングレットを実用化した。主翼面積が拡張されたため運用高度限界は15,545m(51,000 ft)に達する。29は28のキャビンスペースを小さくし胴体内に燃料タンクを増設して航続距離を延伸したタイプ。CJ610エンジンの騒音と高燃料消費が災いし、製造は28が5機、29は僅か2機にとどまった。 リアジェット31(英語版) (31/31A): 1988~。10人乗り。1455nmi (2695 km)。リアジェット35の胴体・エンジンに28の主翼を組み合わせ、失速特性を改善するデルタ・フィン装備などの改良を施したタイプ。本タイプの運用高度限界も15,544mである。31Aは31のフライトデッキ等を改良したモデル。高性能であることに加えターボファン・エンジン装備により燃料効率も良かった。31/31A合計で242機が製造された。
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