植草圭之助とは? わかりやすく解説

植草圭之助

(植草銈之助 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/20 00:39 UTC 版)

うえくさ けいのすけ
植草 圭之助
『キネマ旬報』1961年5月上旬号より
本名 植草之助
生年月日 (1910-03-05) 1910年3月5日
没年月日 (1993-12-19) 1993年12月19日(83歳没)
出生地 日本東京府
民族 日本人
職業 脚本家小説家
受賞
毎日映画コンクール
脚本賞
1947年素晴らしき日曜日
テンプレートを表示

植草 圭之助(うえくさ けいのすけ、1910年3月5日 - 1993年12月19日)は、日本の脚本家、小説家。本名は植草之助。音楽・映画評論で著名な植草甚一は従兄。

来歴・人物

1948年

東京府生まれ。同年生まれの黒澤明とは文京区の黒田小学校(後の文京区立第五中学校)時代からの旧友だった。

京華商業高等学校中退。エキストラなどを経て、黒澤作品『素晴らしき日曜日』、『酔いどれ天使』の脚本を手がける。黒澤とはロシア文学等の良き話し相手だったが、1977年、月刊文藝春秋のグラビア記事「同級生交歓」制作での再会を機に絶交した[1]。植草が「本木荘二郎のことを書く」と言ったのに対し、黒澤が「やめてほしい」、また「欲しい映像を得るためならば、一人や二人の犠牲はやむをえない」「西部劇インディアンは滅びの民だ、同情もしなければ支援もしない」など黒澤が発言したのが原因である、と植草は述べている[1]

作品

脚本

著書

脚注

  1. ^ a b 藤川黎一『黒澤明vs.本木荘二郎―それは春の日の花と輝く』(論創社、2012年)




固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「植草圭之助」の関連用語

植草圭之助のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



植草圭之助のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの植草圭之助 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS