東南学院
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:28 UTC 版)
すべてをコンピューターで計算して、そこから導き出された結果を信用し攻撃や防御を行い‘コンピューター学院’の異名を持つ。インターハイでは準決勝でデータを駆使し、寺堂院と対等に張り合っていたが三位一体には敵わず敗退。翌年のインターハイでは暗闇の中こずえに突然ボールを打ち込みこずえの瞬発力を図り名前を名乗らず消えていく。これをこずえは白川学園の仕業と勘違いし暴行事件を起こしてインターハイ1回戦出場停止になる。また新聞記者を装ったスパイに富士見(特にこずえ)の練習と試合を盗撮させたり、こずえを襲いこずえのデータを取ったりなど悪質な方法を使い決勝まで進み第1セットでパーフェクトを取る。第1セット終了後富士見の分析結果によって試合を行いセットポイントが近づくごとに疲労が見えたことを見抜いた本郷が東南を引っ掻き回すためにわざとこずえを引き下げ、10対3となったところでこずえが戻り飛垣のスパイクをこずえがスパイクで打ち返したところ飛垣に直撃したことを機にチームプレイが乱れ出し第2セットを落とす。コンピューターが完全に狂った第3セットはほとんどなす術もないまま2点しか取れず、計算外の試合展開となるとコンピューターの出した計算が全く役立たずという弱点が明確となり、最後はこずえの消えるアタックに粉砕される。原作では公式戦同様の3セット先取をストレート勝ちというコンピューターの計算は富士見の猛反撃により第3・第4セットを落とし追いつかれたことで結果的に誤算となり、両校共に体力の限界を超え意識が朦朧としながら5時間の大激戦の末、富士見に敗北する。次のインターハイでは1回戦で青葉と対戦するも、山本の大ボールスパイクにより飛垣が倒れてしまい戦力がダウンし、15-2のスコアで敗れる。 飛垣陵子 声 - 麻生みつ子→野沢雅子 東南学院のキャプテン。ベスト12に選ばれるが山本、白河、秋月と共に全く練習せず他のベスト12メンバーのデータを取っていた。青葉の2人が親善試合中改心するが、彼女だけは全く改心せず山本に「適当にやってきなさいよ、春の選抜まで時間がないんだから」とアドバイスをする。しかし最後には試合に感動し涙を流していた。春のインターハイ決勝で富士見と戦った際に第2セットでみどりの木の葉落としをチームメイトがレシーブできなかったことで苛立ち始めチームプレイは乱れているにも拘らずコンピューターの出した計算に間違いはないという考えを一貫する。自滅やミスが続出したことで第2セットを落とし第3セットはコンピューターの計算がなし崩しとなり富士見の猛攻撃に反撃することなくこずえの消えるアタックに粉砕され逆転負けする。最後のインターハイでは表面上仲が良かった山本の大ボールスパイクを受け、倒れてしまう。そしてチームが大きな点差で敗北しベンチで涙を流す。 原作ではオリンピックを目指していたが、右目失明により夢が破れた姉がおり、姉の代わりにコンピューターバレーを使いオリンピックを目指しているとの設定である。 秋月 声 - 菅谷政子→白川澄子 東南学院のメンバー。アニメオリジナルキャラクター。飛垣との時間差攻撃が得意。飛垣と共にベスト12に選ばれるが、手の内を隠すため全く練習せず垣之内に怒られていた。また本番の試合では唯一、一度も出場していない。試合後は感動し自分たちのやり方は間違っていたと気付き涙を流した。
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