東京ビッグウイング
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「ぼくは航空管制官3」の記事における「東京ビッグウイング」の解説
ぼくは航空管制官3 東京ビッグウイング(-とうきょうびっぐういんぐ)は、2008年2月25日に発売されたぼくは航空管制官3の第一弾である。当初は2007年12月28日の発売が予定されていたが、デバッグ作業が難航したため、発売日は翌2008年の2月8日に延期となった。ところが、この2月8日という日程も再延期となり、結局、最終的な発売日は2月25日まで延び、多くのファンを待たせることとなった。なお、本作の体験版はテクノブレイン公式ホームページよりダウンロードすることができる。 本作東京ビッグウイングは、日本の首都の玄関口である東京国際空港を舞台とした作品である。海に面した広大な土地に、2つの空港ターミナルビル(西側がJAL用、東側がANA用)を構え、2本の並行滑走路(16R/34L・16L/34R)と1本の横風滑走路(04/22)を備えた巨大空港である。なお、2008年のソフトであるため、2010年に供用開始されたD滑走路(05/23)や国際線ターミナルビル、新管制塔などは再現されていない(続編の#東京ドリームゲートウェイでは再現されている)。空港周辺のシーナリーは関東地方一帯が再現されており、西の方へ出発する便を追跡すると、富士山なども望むことができる。空港以外の地上のオブジェクト(建物など)は基本的に2次元画像のテクスチャであるが、東京タワーやお台場のフジテレビなど特徴のある構造物は3次元オブジェクトで再現されている。 3本ある滑走路は、うち2本(16R/34Lと04/22)が交差しており、航空機の運用を行う際は注意を要する。また、市街地上空を通るルートは使用できないため、滑走路の一部は使用が制限されている。離陸可能なのは滑走路04、16R、16L、34Rの4箇所で、着陸可能なのは滑走路16L、22、34R、34Lの4箇所となっており、プレイするにあたり空港の特性を理解する必要がある。テクノブレインが公開しているゲームのコツによると、初心者はこれらの滑走路を離陸用と着陸用に分離して使うと良いとのことである。例えば本空港の場合、北風が吹くステージにおいては、滑走路34Rを離陸専用・滑走路34Lを着陸専用とするのが例としてあげられる。このようにすることで、離陸機と着陸機が交錯することがなくなり、かなり安全なプレイをすることができるようになる。 ゲームのシナリオは、朝のステージに始まり、昼、夕方、夜も再現されている。夜になると、空港施設や航空機がライトアップされ、空港は別の顔をみせるようになる。天候も晴天の他に雨天のシナリオなども用意されている。一般の旅客機のみならず、海上保安庁や国土交通省の機体なども登場する。この他にも、随所に様々なイベントが用意されている。4Gamer.netのレビューによれば、ゲームシステムの変更にともない、前作のぼくは航空管制官2より難易度が上がっているとのことである。 2010年6月21日に発表されたダウンロードコンテンツのぼくは航空管制官3 エクステンドシナリオ1を適用すると、当時建設中であった、D滑走路(05/23)や国際線ターミナルビル、新管制塔が登場する(ゲーム中でこれらはいずれも工事中である)。これらにちなんだものを含め、様々なイベントが追加されている。 登場航空会社など…JALグループ・ANAグループ・スカイマーク・北海道国際航空・海上保安庁・国土交通省航空局 公式製品紹介
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