東京パトロールのガードマン用のパトカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 15:34 UTC 版)
「東京警備指令 ザ・ガードマン」の記事における「東京パトロールのガードマン用のパトカー」の解説
初期はフォード・タウヌス P3が使用された。 後半では、当時のオペル輸入代理店だった東邦モーターズの協力もありオペル・レコルトCが使用された。レコルトが破壊されるシーンでは同色に塗られた40型のクラウンなどに差し替えられる事が多かったが、第220話「宝石自動車ダイナミック襲撃」では、密輸されたダイヤモンドが紛れ込んでいたがゆえに、購入直後に密輸団に強奪された上分解されてしまったり、第319話「殴りこみホットパンツ大作戦」では、現金輸送中に襲撃されてガラスが割られ車体にもかなりのダメージが加えられることなどがあった。 山岳地帯を舞台にしたエピソード(例・第184話「悪党コンビの狂ったバカンス」、第348話「今晩ワ!私は死のセールスマン」)では、いすゞ・ユニキャブや三菱・ジープなどの四輪駆動車が使用された。 「現金輸送車危機一髪」など現金輸送車がタイトルに入る回を中心に、特注の現金輸送車が登場した。小型トラックのいすゞ・エルフィンに、装甲仕様のハイルーフバンボデーを架装したもの。フロントウインドシールド内側には、007のアストンマーティン・DB5並に、下からせり上がる防弾板を備える。国内では同種の輸送車は珍しく、ドラマが現実に先行した例といえる。最後の登場回(第230話「海底強盗団」)で犯人グループにより水没させられた上に爆破されてしまい役目を終えるが、後年の『西部警察』の特殊車両にもつながる、特徴的な劇用車である。 前述の映画化作品「ザ・ガードマン 東京忍者部隊」では、ガードマン用パトカーが40型コロナ・ハードトップ、金塊輸送車に40型マスターラインが使用されていた。この金塊輸送車のマスターラインも下からせり上がる防弾板を備えていた。ちなみに台詞上でその金塊輸送車を「8気筒エンジン搭載で、しかも前輪駆動車なので、悪路に強いです」と依頼主に紹介するシーンがあるが、マスターラインに前輪駆動はもちろん、8気筒エンジンを搭載するグレードは存在しない。
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