東京バレエ協議会
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/08 23:24 UTC 版)
「日本バレエ団連盟」の記事における「東京バレエ協議会」の解説
日本バレエ団連盟の前身にあたる東京バレエ協議会の源流は、1968年まで遡る。この年に文化庁が文部省(当時)の外局として発足した。それを機として、当時の日本バレエ界と文化庁を繋ぐ組織として連絡協議会が設立された。協議会のメンバーから、取り組んでいかなければならない共通の問題や悩みについて協力して解決を目指すとともに、バレエ界の発展のために討論する場を設けたいという意見が出た。1971年にスターダンサーズ・バレエ団、チャイコフスキー記念東京バレエ団、牧阿佐美バレヱ団の3団体によって東京バレエ協議会が結成された。 1976年に東京シティ・バレエ団が協議会に加入し、東京都内に本拠地のある4団体による組織となった。加入団体はそれぞれの団体の個性を生かした公演活動を行い、互いを尊重しあい競い合いながらも日本バレエ界を牽引する団体の1つとして協力関係を保ち続けた。 協議会独自の活動としては、東京都主催「都民芸術フェスティバル」や文化庁主催「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」への協力、日本国外のバレエ指導者を招聘した「海外優秀指導者によるマスタークラス」開催などがあった。協議会のウェブサイトでは、加盟団体の公演スケジュールや期待の若手ダンサー紹介などを取り上げていた。
※この「東京バレエ協議会」の解説は、「日本バレエ団連盟」の解説の一部です。
「東京バレエ協議会」を含む「日本バレエ団連盟」の記事については、「日本バレエ団連盟」の概要を参照ください。
- 東京バレエ協議会のページへのリンク