服務・倫理とは? わかりやすく解説

服務・倫理

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 00:43 UTC 版)

防衛省」の記事における「服務・倫理」の解説

自衛隊法自衛隊員服務本旨について、「隊員は、わが国の平和と独立を守る自衛隊使命自覚し一致団結厳正な規律保持し、常に徳操養い人格尊重し心身をきたえ、技能をみがき、強い責任感をもつて専心その職務遂行にあたり、事に臨んで危険を顧みず、身をもつて責務完遂努め、もつて国民負託にこたえることを期するものとする」(第52条)。自衛隊員になった者は服務の宣誓を行わなければならない自衛隊法第53条)。一般隊員は以下の宣誓文を記載され宣誓書署名押印して服務の宣誓を行うことが義務付けられている(自衛隊法施行令39条)。 私は、我が国の平和と独立を守る自衛隊使命自覚し日本国憲法 及び法令遵守し一致団結厳正な規律保持し、常に徳操養い人格尊重し心身鍛え技能磨き政治的活動関与せず強い責任感をもつて専心職務遂行に当たり、事に臨んで危険を顧みず、身をもつて責務完遂務め、もつて国民負託にこたえることを誓います自衛官候補生学生及び生徒予備自衛官即応予備自衛官予備自衛官補幹部自衛官別の宣誓文がある。 隊員勤務態勢について、何時でも職務従事することのできる態勢になけれならない541項)とされ、さらに職務上の危険若しくは責任回避し、又は上官許可受けない職務離れてならない56条)。自衛官は、防衛大臣指定する場所に居住しなければならず(55条)、防衛大臣定めところに従い制服着用し服装を常に端正に保たなければならない582項)。守秘義務職務専念義務政治的行為制限私企業からの隔離については、一般職国家公務員同様の規程自衛隊法設けられている。労働組合結成争議行為全面的に禁止されている(64条)。 職務係る倫理保持については特別に自衛隊員倫理法定められており、部員級以上の自衛隊員は、事業者等から贈与等や報酬支払受けたときは四半期ごとに、贈与報告書防衛大臣提出しなければならない自衛隊員倫理法6条1項)。独自の取り組みとして自衛隊員向けに倫理啓発ビデオ製作している。2007年3月完成し同年6月から全自衛隊員対象上映されている。ビデオ登場する人物は、「ゴルフ接待漬けの上司」という設定であり、後に収賄逮捕され守屋武昌かけられ容疑そのまま反映したかのようであった

※この「服務・倫理」の解説は、「防衛省」の解説の一部です。
「服務・倫理」を含む「防衛省」の記事については、「防衛省」の概要を参照ください。

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