映画・ドラマなど
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 21:21 UTC 版)
「シャトー・ペトリュス」の記事における「映画・ドラマなど」の解説
2004年の映画『サイドウェイ』のプロデューサーは当初、主人公のマイルス・レイモンドが宝物にしている瓶にはシャトー・ペトリュスを希望していたが、最終的には1961年ヴィンテージのシャトー・シュヴァル・ブランとなった。ムエックスはこの件について「かなりの数の映画台本が私の机を通り過ぎていくので、『サイドウェイ』がペトリュスの使用許可を求めていたことはぼんやりとしか覚えていない。多分、脚本がありきたりだと感じたので断ったのではないだろうか」と言っている。 ドラマ『そりゃないぜ!? フレイジャー』の第7シーズン・エピソード23で主人公フレイジャー・クレインは、亡くなって間もないドアマンのモーリイ未亡人から1945年のシャトー・ペトリュスを贈られ、受け取ってすぐに「世界で最も貴重なワインだ」と評している。主人公は、彼が何年も特別な機会を待ち続けた末に結局ワインを開封することなく亡くなったのだろうと推測し、自分は同じ間違いを犯さないでおこうと決意する。ワインの瓶はエピソードの進行途上、登場人物の間でなんどか遣り取りされる。 ドラマLAW & ORDER:犯罪心理捜査班のシーズン2第22話には、「1946年産のシャトー・ペトリュスには11,000ドルの価値があると」というセリフがある。 マンダレイ・ベイ・ホテル&カジノでは、5,000ドルのハンバーガー「 FleurBuerger 5000 」とセットで販売されている。 アガサ・クリスティの『ナイルに死す』には、エルキュール・ポアロがシャトー・ペトリュスを飲み干す場面がある。 アレグザンダー・マコール・スミスの小説『 Espresso Tales 』の生意気な登場人物 Bruce Anderson は、友人の車のトランクにある1990年のシャトー・ペトリュス3ケースを、1,700ポンドの価格で買い取ることでワイン・ビジネスに携わる。 『THE KILLING/キリング』米リメイク版「THE KILLING~闇に眠る美少女」第12話で、リッチモンド議員はペトリュス・ポメロール’77のグラスをリンデン刑事に勧める。 『エイリアス』シーズン1・エピソード21で、教養のある捕虜がシャトー・ペトリュス1982年のグラスを要求する。 ソフィア・コッポラの映画『SOMEWHERE』では、主人公ジョニー・マルコの部屋のナイトスタンドの上にペトリュスのボトルが置かれている。 トマス・ハリスの小説『ハンニバル』では、連続殺人犯ハンニバル・レクターがシカとシカ撃ちのテンダーロインを準備した後、シャトー・ペトリュス(年は不明)のボトルを楽しむ。 『デンジャラス・ラン』では、デンゼル・ワシントンが1972年のペトリュスのグラスをもう一人のスパイと交わす。 『うみねこのなく頃に』エピソード4で、ベアトリーチェは、1947年シャトー・ペトリュスの対価として金のインゴット10kgを要求する。 2013年ブルース・ウィリス主演の映画『REDリターンズ』で、デヴィッド・シューリス演じる「カエル」は、情報を明らかにしないと秘蔵のペトリュスを1本ずつ破壊すると他の登場人物から脅される。
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