日本ボクシング協会と関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 08:49 UTC 版)
「仮面ボクサー」の記事における「日本ボクシング協会と関係者」の解説
日本ボクシング協会は実在の団体であるが、本作の登場人物はおよそ全員がいい加減な性格であるため、日本ボクシング協会も世界征服ジムにいいように振り回され、本来部外者である仮面ボクサーに頼らざるを得ない、非常にいい加減な団体として描かれている。 仮面ボクサー / 拳三四郎(コブシ -) 主人公。正体不明の仮面ボクサーとして、父の負の遺産である怪人ボクサーの変身セットを取り戻すため、世界征服ジムに挑む。 ヘッドギアをモチーフにしたマスクが特徴。試合中以外はマントを着用する。必殺技はボクサーパンチ、改造後は30年パンチ。主な移動手段はバイク。 素顔は私立鈴具(リング)高等学校ボクシング部主将を務めるボクシング少年である。男らしい根性論者である反面、人一倍意思が弱く言行不一致に陥ることも多く、自身のコンプレックスでもある。この性格ゆえ格闘者としてはトレーニング・試合問わずあきらめが早く重大な弱点となっているが、逆にここ一番という時の爆発力も凄まじく、怒りや熱情の力で数々の怪人ボクサーを葬ってきた。 拳一郎(コブシ -) 日本プロボクシングコミッショナーであり、三四郎の父。世界征服ジムの洗脳を受けて怪人ボクサーの変身セット7体を認可してしまう。洗脳が解けた後この所業を激しく悔やむも、これをもはや用済みと見たクモボクサーに襲われ殺される。 金野卵郎 体拳ジム所属の若手ボクサー。実力者ではあるがボクシングの常識が通用しない怪人ボクサーの敵ではなく、コブラボクサー・カマキリボクサーとの対戦に恐怖する。ともに仮面ボクサーの乱入によってその身を救われた。 久美子(クミコ) 姓は未出。金野卵郎の妹で、卑怯な手段で勝ち上がりひいては兄のボクシング人生を終わらせようとする怪人ボクサーを憎悪していた。仮面ボクサーをも怪人ボクサーの1体として同一視していたが、兄の窮地を救われ誤解を解く。 私生活では拳三四郎が所属するボクシング部のマネージャーでもある。三四郎に思いを寄せられるも、三四郎の仮面ボクサーとしての顔を知らない久美子は彼をただの情けない男としか思わず、親しくしつつも距離をとって接していた。仮面ボクサーとゴッドボクサーの最後の戦いを前にその正体を知り、一人の男性として三四郎を愛するようになる。 ペースケ 三四郎が自宅で飼うペットのスズメ。作者が好んで描く、極端にデフォルメされ首にプラカードを下げた鳥のデザインを踏襲している。 ファイヤー次郎 丸海老宝石ジム所属のボクサー。世界征服ジム最初の試合、カマキリボクサーのデビュー戦で対戦相手となり敗北を喫する。
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