日本ボクシングコミッションの認識
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/22 18:20 UTC 版)
「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の記事における「日本ボクシングコミッションの認識」の解説
JBCは健保金について「法的に自由に使うことのできない健康管理金は存在しない。治療費だけではなく、当財団の他の事業経費にも使うことは何らの問題もない。」との見解を述べている。また、Y3は健保金の実態が財務諸表から算出される残高とかけ離れていることについて「錯誤など存在しておりませんし、当財団は虚偽の報告をしたことはございません」と説明し、度重なる裁判などが財務の悪化を招いているのではないかとの問いには「いずれも相手方から訴えられたものであり、これに対処しなければ大きな損害が発生した」との認識を示している。 Y3は2015年12月頃、A4用紙11枚にも及ぶ藤岡への「回答書」の中で「当財団はご指摘のような諸問題を引き起こしてはいません」と主張し、財務状況の悪化については次のように否定している。 .mw-parser-output .templatequote{overflow:hidden;margin:1em 0;padding:0 40px}.mw-parser-output .templatequote .templatequotecite{line-height:1.5em;text-align:left;padding-left:1.6em;margin-top:0}当財団の財務状況はボクシング試合のテレビ放送数の減少及び放送承認料額の低下にともなう放送承認料収入の減少、年間の試合数の減少に伴う試合承認料の減少、ボクサーの減少に伴うライセンス料収入の減少により厳しいものとなっており、現在、事務局経費削減に努めるなど対策を検討しているところです。しかしながら、毎年ライセンス料その他の収入は約1億6千万円となっており[事業収益合計については【グラフ1】の赤い折れ線を参照]、次年度も同様でありますから、急激な財務状況の悪化は認められません。 —藤岡雅、「日本ボクシング界にいま、『重大な危機』が迫っている!〜統轄団体・JBCのずさんな運営・資金管理を告発する」
※この「日本ボクシングコミッションの認識」の解説は、「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の解説の一部です。
「日本ボクシングコミッションの認識」を含む「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の記事については、「日本ボクシングコミッションにおける健保金問題」の概要を参照ください。
- 日本ボクシングコミッションの認識のページへのリンク