施設内機能
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/05/01 13:29 UTC 版)
「北海道さっぽろ「食と観光」情報館」の記事における「施設内機能」の解説
情報館内は、北海道さっぽろ観光案内所(「観光」エリア)、北海道どさんこプラザ札幌店(「食」エリア)、「CAFE NORTE Sapporo」・PRスペース(「食と観光」エリア)、福祉ショップ「いこ~る」(福祉コーナー)が主な機能である。 北海道さっぽろ観光案内所は北海道内の催し物や観光の案内となるパンフレットが設置されており、無料で持ち帰ることができる。これらパンフレットは英語、中国語、韓国語の3ヶ国語で書かれたものも常備しており、これら3ヶ国語で対応することができる案内所のスタッフも常駐している。スタッフはボランティアとして働いている人もいる。観光案内所としては2007年2月現在で日本最大のもの。JR総合案内所も隣接し、各旅行者への対応も整っている。YOSAKOIソーラン祭り・さっぽろ雪まつりコーナーも設けられており、パンフレットの入手や映像の視聴が可能なほか、北海道遺産を紹介するパネルの展示なども行われている。この雪まつり・YOSAKOIコーナーは入口付近にあり、観光案内所カウンターとJR総合案内所はその奥に位置する。 北海道どさんこプラザでは北海道内各地における特産品の展示・販売を行っている。この場所にはそれまで「はまなすらんど(北海道観光物産センター)」が位置しており、情報館の開設とともにリニューアルオープンへと至った。同プラザは東京都有楽町に以前からあった「北海道どさんこプラザ」の札幌支店となる店舗で、情報館のオープンに先駆け、2006年12月16日に先行して開店した。プラザはおよそ2000点の北海道にゆかりのある商品を販売。道産小麦「キタノカオリ」を使用してつくったベーグルや、北海道札幌市の菓子製造会社、石屋製菓の製造するクッキー「白い恋人」、北海道産の食材をふんだんに使用した弁当など、訪れた人々に北海道の「食」をアピールする。 「食と観光」エリアに位置するのは、北海道産の食材にこだわってつくる軽飲食が楽しめる、「CAFE NORTE Sapporo(カフェ・ノルテ・サッポロ)」がある。ここでは、白米やそのおかずまで全てが北海道産であるおにぎりセット、羊の肉を使用したラムバーガー、ソフトクリームや、コンテストで選ばれ札幌を代表する洋菓子となる「さっぽろスイーツ」など様々なメニューを注文することができる。ここではこの「さっぽろスイーツ」の食べ比べなどの催し物も行われる。さらに韓国語、中国語にも対応しているインターネットコーナーも完備するほか、CAFE NORTE Sapporoの隅にあるPRスペースでは、物産展などのイベントも行われる。 福祉コーナーでは福祉ショップ「いこ~る」が情報館のオープンとともに開店。北海道内およそ150の施設で身体に障害を持つ人々らが制作した製品を販売する。以前は「ライラックパセオ福祉コーナー」として運営していたが、情報館の開設とともにリニューアルオープンした。取り扱っている製品は、玩具などの木工品や花瓶などの陶芸品ほか。 また、北海道さっぽろ「食と観光」情報館では、2007年2月28日まで愛称を募集した。また2007年2月10日には、STVの広報番組「札幌ふるさと再発見」にも取り上げられるなどした。その後愛称の選考に509件の応募が集まり、「KitaBell(キタベル)」という愛称に決定した。この名称には、北海道の頭文字である「北(キタ)」と食を意味する「食べる(タベル)」、さらに旅をするという意味の「travel(トラベル)」という3つの意味合いを組み合わせたものである。ロゴマークにはベルに因んだ鐘のイラストが中央に描かれている。
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