新帝国ギアとは? わかりやすく解説

新帝国ギア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 06:19 UTC 版)

超電子バイオマン」の記事における「新帝国ギア」の解説

メカこそ優秀、メカこそ絶対メカこそ永遠」と考え総統ドクターマン率いメカ人間帝国南極奥地にある機械都市要塞ネオグラードを拠点とする。人間下等な存在だと断定しメカ人間こそが地球支配すべきという考えの下、人類への攻撃開始したメカ人間たちは「フォア・ザ・マン!」、「オブ・ザ・マン!」、「バイ・ザ・マン!」とドクターマンへの尊称連呼し、巨大ロボ・メカジャイガン(後にネオメカジャイガン)とメラージュ戦闘機日本を狙う。スーパー戦隊シリーズにおいて、人間悪の組織首領である初のケースとなっている。バイオマンメンバー変身後でなく、変身前のフルネーム呼んでいる。 メカ人間アンドロイドとほぼ同義であるが、ドクターマンのように元々人間サイボーグ概念で語るべきものも含んでいる。ただしドクターマンに関しては、自分人間だったことを隠していた。 ジューノイド五獣以外の幹部レギュラー身長・体重などの設定はない。 出渕は、自身後年発表した画集NEOSネオス)』において「企画当初敵組織の名前をそのまま画集の)タイトルとして用いた」と画集の中で明かしている[要ページ番号]。 ドクターマン 新帝国ギアをたった一人作り上げた真の天才名乗る天才科学者で、その正体ロボット工学者だった蔭山 秀夫(かげやま ひでお)。コンピューター研究一環として脳細胞人為的に発達させて常人数千倍の力を発揮させて超人化させるという実験を、自らを実験台とすることで成功させ、コンピューター上の高度な頭脳を得る。しかし、それにより「機械こそ人間に取って代わるべき」と考えるようになり、ギア創設する副作用として発生した肉体老化は、体の相当部分をメカ改造することで対応している中盤息子との決別機に自身を再改造し、脳までも機械化。それに合わせてコスチューム変更された。指揮棒から放つサイコビーム作戦失敗した幹部制裁与える。全身から衝撃波放つことも可能。 「メカには心は不要」が持論だが、自身は完全に心を捨てきれたわけではなく幹部であるビッグスリージューノイド喜怒哀楽のある人工知能搭載するなど人間的な一面見せることもあり、特に家族が絡むと感情的な行動に出る傾向がある。本人もそれを自覚はしており、再改造行った際に人間的な感情低減させる処置行い、ネオメカジャイガン投入時には自身の手足であるジューノイドもろともバイオマン抹殺しようとした。しかし完全に感情捨てきることはできず、人としての情は最後の最後まで残したまま敗退した技術者としては非常に優秀でたった一人で新帝国ギアを築き上げ多種多様かつ高性能巨大ロボット開発したのみならず異星科学短期間解析してバルジオンの改良型完成させるほどである。当初の名称はサイバー総統デザイン担当した出渕裕は、ドクターマンデザインイメージ天本英世岸田森演じることを念頭においていたと述べている。

※この「新帝国ギア」の解説は、「超電子バイオマン」の解説の一部です。
「新帝国ギア」を含む「超電子バイオマン」の記事については、「超電子バイオマン」の概要を参照ください。

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