新型コロナウイルス感染防止対策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 21:33 UTC 版)
「第93回選抜高等学校野球大会」の記事における「新型コロナウイルス感染防止対策」の解説
新型コロナウイルスヘの感染防止のため、次のような対策が行われた。 観客の上限を1万人とする。アルプス席は学校関係者限定で、1000人を上限とする。ドリームシートは設置しない。 入場券は全席指定で前売り券のみ、当日券の販売は行わない。 大会前に選手とチーム関係者1057人と大会関係者216人全員に対しPCR検査を実施し、全員の陰性を確認。また1回戦勝利校は、試合翌日(最後に登場する2校は試合当日)に再度、PCR検査を受ける。 感染防止対策のため、相手チームとの握手や素手でのハイタッチを禁止。試合中は出場選手とベースコーチを除き原則マスク着用、球審はマスクかマスクシールドを着用する。 各試合終了後に、ベンチの消毒と応援団の入れ替えを行うため、試合の間隔を10分増の40分に変更する。 甲子園球場での事前練習は行われない。また、甲子園の土を集めることも禁止。出場校には後日甲子園の土が贈られる。 開幕後、出場校から感染者が発生し、当該校が大会に参加できなくなった場合は、相手チームの不戦勝とする。 飛沫感染防止のため、ブラスバンドの演奏や大声での応援を禁止。応援は拍手や声援を基本とするが出場校はブラスバンドが事前に録音した音源を攻撃時に場内スピーカーで流すことが可能。この場合、打順かイニングごとに曲を指定し、10曲以内とする。録音が間に合わない場合は尼崎市立尼崎高等学校の吹奏楽部が演奏した音源を使用することができる。またチアリーダーはマスクを着用し発声をしなければ応援可能とする。 開会式は初日に試合が組まれた6校のみの参加とし、入場行進もまず開会式に参加した6校が外野からマウンドに1校ずつ前進し、その後ほかの26校が事前に自校グラウンド等で収録した行進の映像をバックスクリーンのビジョンで放映した。また入場行進曲や大会歌「今ありて」の演奏は例年の警察音楽隊や西宮市高等学校吹奏楽連盟は参加せずCDが流れた。 大会初日以外の始球式は実施しない。 応援団賞は実施しない。 閉会式でのメダルの授与は各チームの代表者1名に全員分のメダルが授与される形式で行う。
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