新型コロナウイルス時の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 14:14 UTC 版)
「大相撲中継」の記事における「新型コロナウイルス時の対応」の解説
2020年3月場所 無観客での開催となった。 仮設の放送席は、実況音声が館内に漏れないようアクリル板で覆われ、向正面の解説席は2階席に設けたブースに移された。 応援メッセージの募集を行い、取組前に随時紹介した。 幕内優勝インタビューは取組直後の髷を整えている最中にインタビュールーム内で行い、表彰式での優勝インタビューが導入される以前に行われていた支度部屋内でのインタビューとほぼ同様の形式となった。 2020年5月場所 開催中止。 代替番組として本来の初日・中日・千秋楽が予定されていた5月24日、5月31日、6月7日に「大相撲特別場所~テレビ桟敷へようこそ~」を放送。過去に放送された「大相撲この1年」や特集番組などに現役力士のリモート出演を交え放送した。 2020年7-11月場所 観客数を制限したうえで国技館での開催となった。 テレビの正面放送席は通常と同じ場所だが、アナウンサーと解説者の間には、アクリル板による仕切りが設置された。また向正面解説席は、1階西方通路上の奥に設置されたブースに移動した。ラジオ放送席は、1階正面西方通路上の奥に、アナウンサーと解説者が同席しないようにそれぞれのブースを設置した。なお、2021年3月場所以降は相撲協会からの要望でアナウンサーも解説者も不織布マスクを着用して中継を行っている。 東西通路奥のテレビカメラは、7月場所より遠隔操作によりズームが可能なものが設置された。 インタビュールームでの力士インタビューは、固定マイクを用いて、インタビュアーが同席しない形で行う様になった。 千秋楽の幕内優勝インタビューは、7月場所・秋場所では他のインタビューや14日目までの優勝決定時と同様、インタビュールームで実施したが、11月場所からはインタビュアーがマスク・フェイスシールドを着用したうえで、表彰式での幕内優勝力士インタビューを再開した。 なお応援メッセージ募集は、7月場所のみで終了した。
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