新一の家族と関係者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 02:17 UTC 版)
「そして、誰もいなくなった」の記事における「新一の家族と関係者」の解説
藤堂 万紀子(とうどう まきこ)〈55〉 演 - 黒木瞳 新一の母。 (後に新一は夫の連れ子であり、義母であることが発覚する)夫を亡くし、女手一つで新一を育ててきた。元看護師だが、ある事件に巻き込まれ引退を余儀なくされる。 斉藤の死体の在処を知っていたが、遺体が発見され、警察から事情聴取の為の呼び出しの電話を受けた後に行方をくらまし、新一が小山内から逃がしてもらい瑛治の家に戻った時、瑛治の部屋の中にいた。瑛治の住むアパートは新一の父親の遺産で買った不動産の一つで、アパートのオーナーは万紀子だったのだ。新一に会いに来たと言い、また自分が全て悪いと言い、新一が「知っていることをすべて話してほしい」と頼むと手帳の中の写真を見るよう指示する。それは運動会の際の写真だった。新一は万紀子と一緒に写っている男の子は誰かを問おうとして振り返った瞬間、新一に鋭利なものを振り上げ、殺害を試みるが失敗。その後、再婚する際に「瑛治(友哉)を特別養子縁組で養子に出し、それが納得できないのであれば婚姻を破棄する」「新一に弟の事を絶対に話さない」「新一に弟の事を話せば離婚する」という「婚前契約」を交わされた事を明かし、瑛治からの指示により新一を実家に連れていく。 実の息子である瑛治(友哉)を育てるために金が必要になり再婚するが、その子供であった新一に愛着がわいてしまい、旦那が死んだあと、新一のそばにいることにしていた。しかし瑛治を捨てた罪悪感から言いなりになり、過去にも、幼い頃の新一をトラックの前に突き飛ばして殺害しようとした時がある。その際、咄嗟に新一を庇って足に怪我を負い、車いす生活をしている。 新一を殺そうとした瑛治を後ろから刺すも、瑛治に胸を刺され死亡する。死体には瑛治のシャツがかけられていた。 西野 弥生(にしの やよい)〈25〉 演 - おのののか 万紀子の担当介護ヘルパー。現在の介護サービス会社に就職して以来万紀子を担当している。 ある日、介護ヘルパーの先輩の手伝いのために介護施設へ行った際、テレビで藤堂新一と名乗って冤罪を訴えている人物が自分の息子で、「『藤堂新一』は偽名であり、本名は『川野瀬猛』である」と訴える川野瀬猛の父に会う。その事を知らせる為、万紀子に電話した後に行方不明になり、早苗が代わりに万紀子の世話をすることとなる。 小山内が馬場によって閉じ込められた車のトランクの中に彼女の名札があり、また、斉藤の遺体が置かれていた小屋の来客対応に彼女の録音された音声が使用されていたことから、鬼塚は弥生が何らかの事件に巻き込まれていると推測している。 行方不明となって以降どうなったのかは不明だが万紀子の話から殺されたと思われる。
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