新一の家族
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/12 08:05 UTC 版)
泉 一之(いずみ かずゆき) 第1話から登場。新一の父。44歳。雑誌記者上がりのフリーライター。新一の右手がパラサイトであることには気付いていない。夫婦水入らずで伊豆に旅行した際、目の前で妻がパラサイトに乗っ取られ、自身も負傷させられ入院する。退院後はしばらく事件のショックを引き摺って悲しみに沈んでおり、悲しみを表に出さない新一に対して「鉄で出来ているんじゃないのか」との言葉をぶつけることもあった。 その後、自分の遭遇した事件について警察から事情聴取を受けた時、パラサイトの存在を世に知らしめることを望むが聞き入れられなかった。これを機に静かに妻の死を新一へ告げた。 泉 信子(いずみ のぶこ) 第1話から第12話にかけて登場。新一の母。40歳。専業主婦。家事は上手で、ミギーは「君の母親の作る食事はいつも栄養のバランスが取れていた」と評価している。新一が小さいころ大やけどを負いそうになるところを庇い、自らが手にやけどを負ってしまう。この記憶のため新一はその後、特に反抗期もなく育った。 夫である一之曰く、「お嬢様育ち」らしく、臆病で泣き虫な面もあるが、新一を思う気持ちだけは誰よりも強い。夫とは異なり、ミギーが取りついてからの新一の変化に気づき、強く新一を問い詰めている。 気分転換も兼ねて一之と行った伊豆の旅先で、人間部分が拒絶反応を起こし別の肉体を求めていたパラサイトに一瞬で殺害され、頭部をすげ替えられる形で寄生される。その後は後述のパラサイト「泉 信子」を参照のこと。
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