新一の大学時代のゼミ仲間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 02:17 UTC 版)
「そして、誰もいなくなった」の記事における「新一の大学時代のゼミ仲間」の解説
長崎 はるか(ながさき はるか)〈32〉 演 - ミムラ 新一の大学時代の元恋人。新一を励まし助けになるが、いまだに未練を断ち切れないでいる。 大学卒業後の進路については、「大学院への進学」を希望していたが、就職を希望していた新一が、卒業間近に突然自分と同じ進路を選び、彼と大学院への進学を巡って対立するのを避けるために、やむ無く就職することを選ぶ。しかし、不運にも就職先が所謂「ブラック企業」であったためにわずか2か月で退職し、その後はずっと仕事に就かずにいたが、博史と共に新一と新潟で顔を合わせた翌日に東京の新一の会社の前で彼と再会した時には、「出張で東京に来た」と嘘をついていた。 やがて、それが嘘であると知ってマンションで待ち伏せしていた新一を自分の部屋に招き入れるも、彼の「なりすまし」被害への関与について問い詰められ、咄嗟に「結婚してくれるなら(「なりすまし」との関係について)教えてあげる」と仄めかし復縁を迫るが新一に拒否され、新一が自分ではなく早苗と結婚したことに対する悔しさを涙ながらに吐露し、一旦は落ち着きを取り戻すが、その直後に新一の目の前で窓から飛び降り、意識不明の重体に陥る。その後、病院に搬送され緊急手術が行われるが、しばらくして死亡が確認された。 最終話で瑛治の新一への復讐に手を貸していたことが判明した。 斉藤 博史(さいとう ひろし)〈32〉 演 - 今野浩喜 フリーの法科学研究所職員。ムードメーカー的存在のお人好し。 長崎はるかに想いを寄せており、新一が大学時代にはるかと交際していたにも関わらず、彼女の好意や大学卒業後の生活について全く知らなかったこと、そして結果的に彼女を死に追いやった事に激しい憤りを募らせる。 はるかの葬儀が終わった後、彼女の遺品の携帯電話から、はるかが早苗と時折連絡を取り合っていたことを突き止め、早苗の部屋の前で新一を待ち伏せ、ナイフをつき出し新一に襲いかかる。揉め合いになり、階段から転げ落ちた際、誤ってナイフが斉藤の胸に刺さり、死んでしまう。遺体は搬送先の病院に安置されていたが、何者かによって盗み出される。 その後、万紀子が早苗に伝えた山奥の小屋の冷蔵庫の中に保存されていたのを発見される。はるかと同様瑛治の計画に手を貸していたことが最終話で判明する。
※この「新一の大学時代のゼミ仲間」の解説は、「そして、誰もいなくなった」の解説の一部です。
「新一の大学時代のゼミ仲間」を含む「そして、誰もいなくなった」の記事については、「そして、誰もいなくなった」の概要を参照ください。
- 新一の大学時代のゼミ仲間のページへのリンク