散文のエッダとは? わかりやすく解説

散文のエッダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/02/26 04:00 UTC 版)

ブラギ」の記事における「散文のエッダ」の解説

スノッリ・ストゥルルソンは『散文のエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』においてオーディントールバルドル次いでこのブラギについて語っている。 「ブラギはその知恵流暢な会話言語技巧とを知られている。彼は多くスカルド詩知り、後に詩は彼の名を取ってブラグ(bragr)と呼ばれ他者より卓越した雄弁有する男性もしくは女性は「ブラグの男、女」(詩人、女詩人)と呼ばれる彼の妻はイズンである」 さらにスノッリは同第二部『詩語法』でこう書いている。 「ブラギどのように呼ぶべきか、イズンの夫、最初詩人長い顎髭の神、顎髭ブラギオーディン息子と呼ぶ」 なおこの『詩語法』自体が、ブラギ海神エーギル詩の技法解説する会話体スタイル書かれている

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散文のエッダ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 16:53 UTC 版)

ジークフリート」の記事における「散文のエッダ」の解説

スノッリ・ストゥルルソンによって1220年頃に編纂されたとされるいわゆる『散文のエッダ』は、絵画石碑除けばシグルズ生涯描いたスカンディナヴィア資料の中で最も古いものである。スノッリは、『詩語法』呼ばれる詩の数章においてシグルズ物語触れている。ここで語られる内容は『ヴォルスンガ・サガ』のものと非常によく似ているが、それよりも明らかに短い。『詩語法』では、シグルズ復讐についての言及はない。また、シグルズショーズという地で育ったとされるシグルズはヒャルプレク王のもとで育てられ鍛冶師レギンから名剣グラム受け取り、グニタヘイズの地で穴に潜み、下からファーヴニル竜の心臓貫いて討ったシグルズは竜の血を舐め鳥の言葉がわかるようになり、レギンが竜の黄金を奪うため自分殺そうとしていると知る。彼はレギン殺しニーベルング秘宝我がものとした。シグルズ財宝をもって去り途中ヴァルキュリャブリュンヒルドの鎧を切り裂いて目覚めさせて、ギューキ王のもとへ向かう。宮廷着いたシグルズはギューキ王の娘グズルーン結婚し王子グンナルブリュンヒルドとの結婚手伝うことになる。炎の壁超える試練成し遂げられなかったグンナル代わりにグンナル変装したシグルズはそれをこなしてブリュンヒルド結婚する初夜の床において、彼は二人の間に剣を置いて共寝をしなかった。シグルズグンナルお互い変装を解く。 シグルズグズルーンは、スヴァンヒルドシグムンド二児儲けた。やがて、ブリュンヒルドグズルーン口論になり、グズルーン炎の壁越えたのがシグルズであることを暴露し証拠としてブリュンヒルドのもとから持ってきた指輪見せる。ブリュンヒルドグンナルの弟グットルムを使ってシグルズ殺させる。グットルムは寝ているシグルズ刺し殺すが、シグルズは死ぬ前に剣を投げつけグットルムを真っ二つにした。グットルムは3歳シグムンド殺したブリュンヒルド自殺しシグルズとともに荼毘付された。

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