教育カリキュラム
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「慶應義塾女子高等学校」の記事における「教育カリキュラム」の解説
礼法の授業やテーブルマナー実習などもなく、「女性らしさ」を出す方針ではなく、そのような教育も行われていない。むしろ、自立した経済力のある女性を育てることを推進する教育を行っている。 教育は教科書中心にオーソドックスな授業が行われているが、2年次からは豊富な選択科目が設置されている。生徒各自の知的興味、進路や希望学部に応じた履修を行う。外国語には、フランス語、ドイツ語、中国語なども選択可能であるという。 宇宙授業や遠隔会議といったユニークかつ新しい教育の試みも行われている。 伝統的な課題として、白居易の漢詩をそらんずる「長恨歌の全文暗唱」、原稿用紙80枚以上の小説を執筆する「80枚創作」(生徒の完全独自のオリジナル創作)、文学作品に関する論文を作成する「国語科レポート(論文)」が長年に渡って続けられている。 教員は原則として大学院修了以上しか採用していない。 卒業すれば全員が慶應義塾大学に進学できるが、医学部・法学部・経済学部には定員が設けられている。特に慶應医学部は定員枠が5人と極めて少なく、慶應義塾女子高校から慶應医学部に内部進学するのはかなりの難関である。そのため、医学部志望者は他大学の医学部を一般受験して進学する者が多い。 服装 指定品は少ない。冬服は、グレーのダブルジャケット、ベスト、ひだのないタイトスカートの、スリーピース。夏服は、冬服と同じベストとスカートのみ。その他の服装は以下の通り、かなり自由となっている。 セーターは紺色のものを自前で用意する。ブラウスは白色が指定されているのみで、形などに制限はなく、自前で用意する。靴下は色指定もなく自由。鞄も自由である。靴やコートも一定の規則の範囲内で自分で用意することになる。カーディガンは禁止。スカート丈、髪の毛に関する規則も一切ないが、装飾品(アクセサリー、化粧、マニキュア等)は禁止。これは設立以来校則が変わっていないため、当時あったものは禁止されているが、比較的新しいもの(パーマ、染髪等)に関しては指示がないということである。教員が服装、髪型について意見することは殆どなく、基本的に生徒会が規制している。 年に何回か抜き打ちで、生徒会による登校時の服装チェック(異装検査:いそけん)があり、アクセサリーの没収やマニキュアの除去、化粧の指摘などを行う。 構成 慶應義塾の一貫教育校の内、唯一の女子校。約100名の外部受験者入学者と、例年100名弱の慶應義塾中等部からの内部進学者(そのうち半数は慶應義塾幼稚舎出身)から構成される。
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教育・カリキュラム
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「雙葉中学校・高等学校」の記事における「教育・カリキュラム」の解説
週6日制である。 先取り授業が行われており、中3の2学期から高校の課程が入ってくる。 能力別クラス編成などは一切行われていない。 各学年で週1回宗教の時間がある。
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