救国の歌姫と近衛兵
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 22:12 UTC 版)
「蒼き革命のヴァルキュリア」の記事における「救国の歌姫と近衛兵」の解説
オフィーリア・アウグスタ・ア・ユトランド 声 - 早見沙織 本作のヒロインで、もう一人の主人公。生真面目かつ高潔なユトランド王国の王女。兵科は偵察兵。 幼い頃から国民に歌を披露し、「歌姫」として親しまれ愛されてきた彼女は国のシンボルである。高位の咒術の一系統である「咒歌」を扱うこともでき、その美しい歌声は、解放戦争で過酷な戦いを強いられる国民や兵士を大いに鼓舞した。 王家の人間として責務にプライドを持ち、国と国民に強い愛情を抱いている彼女は帝国の理不尽な圧力に対し「反撃を」と声を上げ、戦争に際しては自らも剣を持って前線で戦う道を選んでアンチ・ヴァルキュリア部隊「ヴァナルガンド」(以下AV部隊)に入隊した。 AV部隊の長であるアムレートとはかつての学友で、少しばかりの交流があったが、やがて仲間として距離が近づいていくにつれ、開戦の発端となった真実を知らされ思い悩む事となった。また純真であるゆえに、戦争の本質を理解しておらず、真面目な性格もあって戦いの中で理想と現実の違いに打ちのめされる事もあった。しかし、アムレート達と歩む事を決めて、終戦まで彼等と戦争を駆け抜けた。終戦後はユトランド王国の女王に即位し今のユトランドを築き上げた。 ディレクターの小沢武によれば、アムレートが成長の見込めないキャラクターとして完成されたので、代わりにオフィーリアが主人公の成長物語を託されたという背景がある。 王室暮らしであるため世間の常識には疎く、時折的外れな言動でAV部隊の仲間を驚かせるが、それを克服しようとする前向きな姿勢を持っている。この特徴はゲーム中のポテンシャルとして反映されている。 スレンダーな見た目に反し、何でもよく食べる大食漢で、好き嫌いは一切無い。この特徴もゲーム中のポテンシャルとして反映されている。 ミランダ・ヴィルフォルト 声 - 藤村歩 オフィーリア姫の近衛兵。階級は少尉、兵科は装甲兵。武器は長剣と盾の咒構武器「HRW-52S Golem」。 ゴドーの妹。オフィーリアの遊び相手として仕えて来た同い年の女性。オフィーリアに対して超過保護かつ遠慮が無い。本当はオフィーリアに帯同したかったが、彼女の希望により城の留守を任される一方で、オフィーリアに接近したサラの素性調査をするなど抜け目がない。 5章でオフィーリアの推薦により志願入隊した。 6章以降はゴドーの死後、受け持っていたミッション解説役と彼の剣と盾を引き継ぐ。
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