救国少年隊
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/12/05 15:32 UTC 版)
現地の宣撫班はいずれも救国少年隊を組織し、十歳前後から十五、六歳までの少年達が入隊した。救国少年隊の指導眼目は「我等は新中国建設の大使命を担う」という自覚から、「献身的に日本と協力し、中国を毒し、中国を塗炭の苦しみに陥らせた国民党・共産党両党を撲滅して国を救う」という意志の養成が求められた。隊長は人望と学識のある優秀な中国青年あるいは学校教員等から選ばれ、訓練は学科と実地からなり、学科は精神教育・日本語教育に重点が置かれ、実科は簡単なチラシ貼りから敵側宣伝物の清掃、各愛護村の連絡、情報収集、鉄道の巡察などが実践された。
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