放射線影響研究所
ほうしゃせんえいきょう‐けんきゅうじょ〔ハウシヤセンエイキヤウケンキウジヨ〕【放射線影響研究所】
放射線影響研究所
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/04 08:03 UTC 版)
公益財団法人放射線影響研究所(ほうしゃせんえいきょうけんきゅうしょ、英: Radiation Effects Research Foundation、略称:放影研またはRERF)は、放射線被曝の影響を調べる研究機関で、日本の広島市[1]と長崎市に施設が所在する。太平洋戦争末期の、アメリカ軍による広島市と長崎市への原子爆弾投下を対象とした原爆傷害調査委員会(ABCC)が前身[1]で、日本国政府とアメリカ合衆国政府が共同で運営している。日本国政府では外務省と厚生労働省健康局所管の公益財団法人である。
- ^ a b 「放影研の施設 広島大へ移転 25年度中目指す」『日本経済新聞』夕刊2023年2月4日(社会面)同日閲覧
- ^ 放射線影響研究所. “設立の目的と沿革”. 2012年5月1日閲覧。
- ^ 中国新聞 (2007年2月26日). “放影研60年”. 特集・企画. 2012年5月1日閲覧。[リンク切れ]
- ^ 田島英三 (1995). ある原子物理学者の生涯. 東京: 新人物往来社. ISBN 4-404-02208-5
- ^ 日本民間放送連盟賞の番組部門(テレビ報道番組)で「ヒロシマの山 ~葬られた内部被ばく調査~」が最優秀賞を受賞しました。中国放送(RCC)2023年1月4日閲覧
- ^ “広島A.B.C.C.臨床研究所(原爆傷害調査委員会広島臨床研究所)(現:公益財団法人放射線影響研究所広島研究所)”. docomomo. 2023年8月4日閲覧。
- 1 放射線影響研究所とは
- 2 放射線影響研究所の概要
- 3 役員
放射線影響研究所
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「放射線ホルミシス」の記事における「放射線影響研究所」の解説
放射線影響研究所によると、癌に関しては定型的な線量閾値解析では閾値は認められなかった。すなわち癌に関するホルミシス効果はゼロ線量が最良の閾値推定値だったと、ホルミシス仮説に否定的な見解を示している。
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