戊辰戦争勃発前の動向とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > ウィキペディア小見出し辞書 > 戊辰戦争勃発前の動向の意味・解説 

戊辰戦争勃発前の動向

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 09:31 UTC 版)

薩土密約」の記事における「戊辰戦争勃発前の動向」の解説

坂本龍馬新政府綱領八義 11月(太陽暦12月)、坂本龍馬大政奉還後の新政権設立為の政治綱領新政府綱領八義』を示す。(この草案は、かつては慶応3年6月に、船上にて起草されたと考えられていた) 第一義 天下有名ノ人材招致顧問ニ供フ第二義 有材ノ諸侯ヲ撰用シ朝廷官爵ヲ賜イ現今有名無実ノ官ヲ除ク第三外国交際議定第四律令ヲ撰シ新タニ無窮大典ヲ定ム律令既ニ定レハ諸侯伯皆此ヲ奉ジテ部下ヲ卒ス第五上下議政第六海陸軍第七義 親第八皇国今日金銀物価外国平均ス 右預メ二三明眼士ト議定諸侯会盟ノ日ヲ待ツテ云云○○○自ラ盟主ト為リ此ヲ以テ朝廷ニ奉リ始テ天下萬民公布云云強抗非礼公議ニ違フ者ハ断然征討権門貴族貸借スルナシ 慶応丁卯十一月 坂本直柔 第一義では幅広い人材登用第二義では有材の人材選用名ばかり官役廃止第三義では国際条約議定第四義では憲法制定第五義では両院議会政治導入第六義では海軍陸軍組織第七義では御親兵組織第八義では金銀物価交換レート変更述べられている。 坂本龍馬由利公正上洛促す 11月10日(太陽暦12月5日)、坂本龍馬由利公正新政権樹立にあたり上洛促す書簡を送る。 一筆啓上仕候、此度越前老(松平春嶽)侯 御上京相被成候段千万の兵を得た心中御座候先生(中根雪江)ニも諸事御尽力御察申上候、然るに先頃御直ニ申上置三岡八郎(由利公正)兄の御上御出仕一件ハ急を用する事に存候得ハ、何卒早々御裁可あるへく奉願候、三岡兄の御上京が一日先に相成候得ハ新国家御家御成立が一日先に相成候と奉存候、唯此所一向御尽力奉願候誠恐謹言 十一月十日 龍馬中根先生 左右追白今日永井玄蕃頭(永井尚志)方ニ罷出候得とも御面会相不叶候、談したき天下議論数々在之候ニテ明日罷出所存御座候得ハ大兄同行相叶候ハゞ実ニ大幸の事ニ奉存候 再拝

※この「戊辰戦争勃発前の動向」の解説は、「薩土密約」の解説の一部です。
「戊辰戦争勃発前の動向」を含む「薩土密約」の記事については、「薩土密約」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「戊辰戦争勃発前の動向」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「戊辰戦争勃発前の動向」の関連用語

戊辰戦争勃発前の動向のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



戊辰戦争勃発前の動向のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの薩土密約 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS