憲法無効論とは?

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憲法無効論

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/02 03:19 UTC 版)

憲法無効論(けんぽうむこうろん)とは、日本国憲法は無効あるいは失効しているとする論の総称。


  1. ^ 例えば1952年(昭和27年)3月17日の参議院予算委員会参考人として招聘された神川彦松は以下のように発言している。「私は今申しましたように、国際政治史及び国際政治学の專門家でありまして、憲法の專門家でもなく、又国際法も大しては專門とはいたしておりませんから、私が申しますることは形式的な法律論ではなく、実質的な政治論が主になるかと思いますが、その点も御了承を願いたいのであります。……私などの考えによりますれば、形式的には成るほど日本国憲法となつておりまずるが、実質的にはいわゆる戰時占領中、マツカーサー元帥の軍事独裁下において制定されたものでありますから、本来占領中における臨時根本法であるべきもので、日本の永久憲法であるとは断じて私は考えないからであります。これは申上げるまでもなく、丁度同じような状態に置かれましたドイツにおいて、いわゆるボン憲法が制定されました以来の経過を御承知になりますならば、全然疑いのないところでありまして、ボン憲法の最後の條文、即ち第百四十七條には、この根本法というのは戰時占領中のものであつて、占領の終了と同時に失効するということが明確に書いてある。およそ軍事占領下において、国民というものは主権を持ちませんから、主権を持たない国民が自由な発言ができるわけはなく、又民主的な憲法ができるわけはないのでありますから、その際にできたものが民主的な憲法であるというようなはずはないのであります。それを民主的憲法と言えば僞りであると申すほかないのであります。従つてそれが占領中だけのもので、占領の終了と同時に失効するということは、理論の上においても、又実際の上においても、当然でなければならんと私は確信いたしておるのであります。」
  2. ^ 小沢一郎氏「悪い子供が改憲の火遊びしてる」と日本を不安視
  3. ^ 『注釈 日本国憲法 上巻』樋口陽一佐藤幸治・中村睦夫・浦部法恵 青林書院ISBN 4-417-00525-7
  4. ^ もっとも、トーマス・ジェファーソンに拠れば憲法とは憲法制定会議に参集した有権者団の合意にすぎず、憲法そのものの効力には期限があるべきだとする。「「大地の用益権は生きている人々に属する」-財産権と世代間正義についてのジェファーソンの見方」森村進(一橋法学2006-11 一橋大学機関リポジトリ)[1]
  5. ^ 自由党公式サイト『憲法についての考え方 Q&A 』
  6. ^ 『石原新党 20日に準備会合予定』 毎日新聞2011年12月17日


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