怪談一覧
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/01 17:41 UTC 版)
「詭弁学派、四ッ谷先輩の怪談。」の記事における「怪談一覧」の解説
本作のエピソードとなっている怪談について記述する。なお、最終話では「四ッ谷先輩」を加えて「七不思議プラス1」と名付けられた。 第一夜「三本脚のミカちゃん人形」(雑誌掲載時) / 「人間になりたいミカちゃん人形」(単行本)世間には極稀に、四肢の一部が欠損したミカちゃん人形が存在する。彼女は足りない手足を求めて彷徨っていると言われる。単行本第1巻では「持ち主に飽きられて捨てられてしまったミカちゃん人形が、人間になりたくて自分と人間の手足を"とりかえっこ"するために人間を襲う」にあらすじが変更になっている(後述参照)。 第二夜「旧校舎のかくれんぼ」昔新設中の校舎でかくれんぼをしていて、行方不明になった生徒がいる。校舎が完成した今でも、その壁の中から「もういいかい」と声が聞こえるという。 第三夜「呼子桜」28年前、校庭の桜の木の下で「早乙女頼子」という女生徒が行方不明になった。以来毎年春にその木の下で花見をすると、地面に埋められた早乙女頼子に呼ばれるという。 第四夜「十増間さん」四ッ谷先輩に怪談を聞かせることに傾倒した挙句、自らまでをも怪奇とした女子生徒、十増間 加奈子(とましま かなこ)の怪談。彼女に出会って怪談を話せなければ、手足を斬られるという。 第五夜「児躯履さん」「こっくりさん」をして異界へ引き込まれた生徒の怪談。「こっくりさん」の方法を間違えて呼び出した者を、同じく異界へ引きずり込む。呼び出してしまったら最後、術者が犠牲にならなければならないが、4人以上でやると防ぐことが出来ると言う。 第六夜「髪切りヨウコさん」髪だけが自慢だった女子生徒が、他の髪が綺麗な女子を妬み、髪の毛を頭ごと切り取るという怪談。 第七夜「狐狗狸さん」一般に広く流布している方の「こっくりさん」。 本編では工藤により広められた「呪い」で、小町先生を始め多くの人間が暗示にかかり、豹変した。四ッ谷により鎮められる。 第八夜「花子さん」学校には付き物の花子さんの怪談。理不尽な理由で殺された女子生徒が、その恨みから幽霊となって出没するという。 四ッ谷の意向からこの怪談は封印されたため、厳密には七不思議ではない。また後日談として、冷たい態度をとりながらも青太のことを気遣う長谷川花子の物語が存在する。 第九夜「四ッ谷先輩」学校の屋上に住んでいると言われる幻の生徒の怪談。怪談のネタを持っていくと現れると言われるが、その真相は定かではない。これまでに「創った」怪談を「七不思議プラス1」にまとめて行方を眩ます。
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