店舗の増改築や移転・業態転換
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:46 UTC 版)
「さいか屋」の記事における「店舗の増改築や移転・業態転換」の解説
川崎店を1964年(昭和39年)11月に延べ床面積21,732m2で売場面積15,591m2に、1973年(昭和48年)11月に延べ床面積33,994m2で売場面積22,118m2に増床し、横須賀店も1974年(昭和49年)4月に延べ床面積21,922m2で売場面積14,761m2に、藤沢店も9月に延べ床面積22,3742m2で売場面積14,129m2に増床するなど主要店舗の増床を進めて競争力の強化と売上拡大を図った。 その一方で、1976年(昭和51年)10月に町田店を専門店ビル化してジョルナへ業態転換し、1974年(昭和49年)9月の藤沢店増床時に茅ヶ崎店の事業を統合する形で同店を閉店するなど店舗網の再編も並行して進められた。 藤沢店は藤沢市が進めていた再開発ビルへの髙島屋の招致が地元の根強い反対で実現しなかったため代わりに当社が1978年(昭和53年)6月12日に藤沢駅北口の現店舗を三越との合弁で出店する計画が確定し、1978年(昭和53年)11月22日に株式会社藤沢さいか屋(2代目)が新店舗での営業を開始して藤沢の店舗は再び別法人での営業へ移行すると共に店舗の規模を拡大させた。 そして旧店舗跡に出店した丸井藤沢店の地下1階に食料品専門店の藤沢マーケット店を開店させるなど店舗のスクラップアンドビルドも進め、さらに1990年(平成2年)3月に横須賀店新館を開業して延べ床面積28,259m2で売場面積26,714m2に増床し、10月にレストラン街やホールなどの各種サービス施設の入った南館(延べ床面積7,906m2)を開業して3館体制に移行するなど主要店舗の拡大・発展を図った。 さらに1996年(平成8年)に藤沢駅北口の土地を雑賀屋不動産株式会社が取得して再開発構想の中核施設として9,000m2の敷地に藤沢店と競合しないタイプの複合商業施設を建設して店舗周辺の集客力をアップさせる構想も進められていた。 「地域の活性化があってこそさいか屋の発展がある」との観点から2008年(平成20年)4月時点で店舗を展開している横須賀市と藤沢市と川崎市の各々の商工会議所の活性化プロジェクトなどにも社長自ら関与するなど地域密着の営業活動を展開していた。
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