店舗の問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/30 04:55 UTC 版)
事故の現場となった「満水亭」は、1977年の開店後、ガス管を増設したが、液化石油ガス法で義務付けられている県知事への届け出は行われず、その後も小規模の増設工事が行われた。不安を感じたガス納入業者が、事故9か月前の2月にガス管の検査を行おうとしたが、店舗側の協力が得られず、ガス抜きをした上での十分な点検は行われなかった。また、店舗には緊急遮断装置が取り付けられていなかった。さらに、これらの改装工事を経費節約のために従業員のみで行っていたことも判明した。 結果、食堂長(料理長)ら従業員5人が起訴され、翌1984年に全員に執行猶予付きの有罪判決が下された。
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