幸福の科学出家と芸能界引退報道
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「千眼美子」の記事における「幸福の科学出家と芸能界引退報道」の解説
2017年2月11日、日刊スポーツが、芸能界の引退を宣言し幸福の科学での活動に専念することを報道した。法名(宗教名)は「千眼美子(せんげん よしこ)」。 この報道と前後して、千眼は体調不良のため、2月11日の『にじいろジーン』(関西テレビ=カンテレ)を欠席、さらにこの翌日の2月12日にNHK総合テレビジョンで生放送された『シブヤノオト』も欠席し、渡辺直美が代演した。『シブヤノオト』は不定期特番扱いであり、この日が2016年度内最後の放送でもあった。 2月16日に、ニッポン放送は自らがディスクジョッキーを務めていた『清水富美加 みなぎるPM』の2月11日放送分での打ち切りを正式に発表。本来2月18日に放送される予定だったものは、2月6日に収録が行われ、出家発表前の公での最後の仕事となったが、お蔵入りとなり、放送されず、終了のお知らせも千眼本人ではなく代替番組を担当したアナウンサーによって行われての最終回となった。2月17日にカンテレも事務所からの意向によりという理由で、『にじいろジーン』の司会降板を正式に発表した。しかし、同じく司会を務めていた『オトナヘノベル』(NHK教育テレビジョン=Eテレ) と、声優で主演した『龍の歯医者』(NHK BSプレミアム) については、出家発表前にすでに収録しており、差し替えをせずそのまま放送されることが発表された(ただし、出家発覚直後の2月16日の『オトナヘノベル』については、当初予定の内容を変更して、2016年11月10日に生放送された内容 をアンコール放送した)。『オトナヘノベル』については2016年度を最後に終了することが発表されたが、出家問題とは直接的に関連がないとしている。KADOKAWAの雑誌『DVD&ブルーレイでーた』で連載していたコラム「清水富美加の誰だって映画の中。」は、2月上旬に3月号分の原稿を用意していたが、2月20日発売の3月号に掲載されず、お蔵入りとなった。2017年11月公開予定の映画『泥棒役者』(監督:西田征史)にも出演予定で2月3日まで撮影に参加していたが、この出家問題により降板し、石橋杏奈が代役となった。 2016年1月に撮影が行われ主要な役を演じた小路啓之の漫画『ごっこ』の映画化作品については、出家騒動などの影響で大手スポンサーが撤退して資金難から劇場公開の見通しが立っていなかったが、3年越しで2018年10月20日の公開に漕ぎ着け「清水富美加」名義で出演した最後の映画となった。 これらの突然の降板などには、千眼に対して批判が続出した。 また、出家後は騒動前に撮り終えて主要人物で出演した映画の公開が控えていたが、千眼は宣伝や舞台挨拶や試写会などには一切登場しなかった。さらに、出家後は各テレビ局は意図的に千眼の映像を使わないようにしており、映画『東京喰種』 の宣伝用の映像(特にCM)では、千眼が映っている場面は使われなかった。2018年に公開された前述の『ごっこ』でも舞台挨拶を欠席しており、制作側は千眼に来場やコメントを求めたが実現しなかったという。 告白本『全部、言っちゃうね。〜本名・清水富美加、今日、出家しまする。〜』を出版 し、本文中で「引退ではなく休止である」と宣言した。書籍発刊直後に1年前のKANA-BOON(当時)の飯田雄馬との不倫疑惑 が報じられたが、当時清水富美加は飯田雄馬が既婚者とは知らなかった。この件に関し飯田雄馬側から既婚を隠していたことの謝罪があった。
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