帰還事業とは? わかりやすく解説

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きかん‐じぎょう〔キクワンジゲフ〕【帰還事業】

読み方:きかんじぎょう

外国移住した同胞2その子孫を、母国帰還させること。1959年から84年にかけて、朝鮮総連在日朝鮮人とその家族北朝鮮へ帰国移住促した事業や、1939年ナチスドイツが、ソ連やリトアニア・ポーランド東部などに定住していたドイツ系住民ポーランド西部移住させた事業など。帰国事業


帰還事業

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 10:01 UTC 版)

ロームシャ」の記事における「帰還事業」の解説

戦争後出身国外に送られていたロームシャの帰還事業は、降伏した日本軍ではなく連合国側赤十字国際委員会委ねられた。日本軍参謀宮元静雄1946年5月にある帰還船をジャワ迎えた時のことについて、ロームシャらの帰還事業に自ら携われないことを残念に思いかわりにオランダから借金をして作った退職金」を渡した記している。 終戦後ビルママラヤシンガポールタイジャワスマトラ等に進駐したイギリス軍政部は1945年9月ロームシャ収容する事業開始したオランダ1945年11月インドネシア人帰還事業のための機関NEBUDORI(「蘭領インドネシア人帰還文献局」)をシンガポール設立した収容のためのキャンプオランダ各地運営したイギリス物資提供したが、ロームシャ多く栄養状態悪く既に赤痢マラリア感染していることも多く医薬品は十分ではなかった。 インドネシアへ引き揚げ1946年から1947年にかけて44隻の船で行われ5万人以上が帰還したこのうち多くオランダ支配下に留まった。ただしインドネシア人引き揚げオランダにとって捕虜引き揚げよりも優先順位低く事実上独立遂げたインドネシア共和国インドネシア独立戦争)と対立し労働力を必要としていたオランダ側がインドネシア共和国支配地域への引き渡し拒んだ見受けられるケースもあった。タイ送られていたインドネシア人ロームシャ場合タイ人女性と結婚現地に留まった者もいた。帰国する機会得られなかった者もいた。NEBUDORIは1947年解散した

※この「帰還事業」の解説は、「ロームシャ」の解説の一部です。
「帰還事業」を含む「ロームシャ」の記事については、「ロームシャ」の概要を参照ください。

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