帰還カプセルとは? わかりやすく解説

帰還カプセル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 01:00 UTC 版)

はやぶさ (探査機)」の記事における「帰還カプセル」の解説

帰還カプセルは、直径40cm、質量16.3kgの中華鍋のような形状をした耐熱容器で、サンプルコンテナなどを除けばヒートシールドパラシュートインスツルメント・モジュールといった要素から構成される。帰還カプセルはサンプルコンテナ収容後、分離地点到達したところで止められていたラッチ火工品により解除し18本のヘリカルスプリングが再突入カプセル回転をつけながら押し出すしくみである。地球帰還時には最大、約43,000km/時(約12km/秒)の速度大気進入するため、主に断熱圧縮による空力加熱受けて前面空気温度最大では2万ほどになる。15MW/m2ほどの加熱率と見込まれる地球帰還後月軌道付近本体から分離し実際に70,000kmまたは 74,000kmで分離した)、突入角12.0度、秒速12.2kmの超軌道速度再突入する

※この「帰還カプセル」の解説は、「はやぶさ (探査機)」の解説の一部です。
「帰還カプセル」を含む「はやぶさ (探査機)」の記事については、「はやぶさ (探査機)」の概要を参照ください。

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