映画『東海の歌』
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「在日朝鮮人の帰還事業」の記事における「映画『東海の歌』」の解説
帰還事業50周年を記念して北朝鮮と総連が共同で製作した映画『東海の歌』(2部構成)が2009年12月から北朝鮮で公開された。映画は在日朝鮮人が異国の地で「愛国」を胸に人生を歩む契機となった金日成の路線転換方針(1952年)と総連の結成、教育援助費と奨学金による民族教育の発展と帰国実現までの、1940 - 50年代の在日朝鮮人運動の主な出来事を描いた。帰国船が出港するクライマックスは羅先埠頭で撮影され、2万人のエキストラが参加した。帰国した北朝鮮公民からは「当時の日本の雰囲気をよく描いている」との評価を得た。
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