巻ごとの本文系統
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/21 23:48 UTC 版)
これまで池田亀鑑と伊井春樹が本写本の各巻ごとの本文系統を調査し分類している(池田は橋姫以下は未了)。 池田亀鑑の調査結果は以下の通り。 青表紙本に近いがなお小異があり別本と認められるもの帚木、空蝉、若紫、末摘花、紅葉賀、花宴 河内本に近いがなお小異があり別本と認められるもの桐壺、賢木、蓬生、松風、薄雲、少女、玉鬘、初音、胡蝶、御法、幻 青表紙本夕顔、野分 河内本葵 別本花散里、須磨、明石、澪標、関屋、絵合、朝顔、蛍、常夏、篝火、行幸、藤袴、真木柱、梅枝、藤裏葉、若菜上、若菜下、柏木、鈴虫、夕霧、匂宮、紅梅、竹河 伊井春樹の調査結果は以下の通り。 青表紙本帚木、空蝉、夕顔、若紫、末摘花、紅葉賀、蛍、野分、真木柱、若菜上、御法、幻、宿木、東屋、浮舟 河内本葵 別本桐壺、花宴、賢木、花散里、須磨、明石、澪標、蓬生、関屋、絵合、松風、薄雲、朝顔、少女、玉鬘、初音、胡蝶、常夏、篝火、行幸、藤袴、梅枝、藤裏葉、若菜下、柏木、横笛、鈴虫、夕霧、匂宮、紅梅、竹河、橋姫、椎本、総角、早蕨、蜻蛉、手習、夢浮橋
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