川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)主屋
名称: | 川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)主屋 |
ふりがな: | かわぐちしぼしふくしせんたー(きゅういものどんやなべへいべってい)しゅおく |
登録番号: | 11 - 0029 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積200㎡ |
時代区分: | 明治 |
年代: | 明治45頃/昭和2頃増築 |
代表都道府県: | 埼玉県 |
所在地: | 埼玉県川口市金山町15-2 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | 埼玉県近代化遺産(建造物等)総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 鋳物問屋嶋崎家の別邸として建設された。数度による増改築により複雑な平面・外観を呈すが,玄関から東半の1階部分が創建当初の箇所である。座敷は床,棚,書院を備えた本格的な構えで,亀甲模様の書院窓や透彫り欄間など,数寄屋風の凝った意匠で飾る。 |
川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)離れ
名称: | 川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)離れ |
ふりがな: | かわぐちしぼしふくしせんたー(きゅういものどんやなべへいべってい)はなれ |
登録番号: | 11 - 0030 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造平屋建、瓦葺、建築面積82㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和14 |
代表都道府県: | 埼玉県 |
所在地: | 埼玉県川口市金山町15-2 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | 埼玉県近代化遺産(建造物等)総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 主屋の東に増設された平屋建の建物。10畳の座敷の北面に床・棚・書院を備え,その他三方に縁を回らし,北に便所を付属する。座敷回りは輸入された銘木やガラスを多用し,洋式の便所は外観を洋風にまとめ,内部をモザイクタイル等で飾る。 |
川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)蔵
名称: | 川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)蔵 |
ふりがな: | かわぐちしぼしふくしせんたー(きゅういものどんやなべへいべってい)くら |
登録番号: | 11 - 0031 |
員数(数): | 1 |
員数(単位): | 棟 |
構造: | 木造2階建、瓦葺、建築面積29㎡ |
時代区分: | 昭和前 |
年代: | 昭和2頃 |
代表都道府県: | 埼玉県 |
所在地: | 埼玉県川口市金山町15-2 |
登録基準: | 再現することが容易でないもの |
備考(調査): | 埼玉県近代化遺産(建造物等)総合調査 |
施工者: | |
解説文: | 主屋の北西に建つ土蔵。米蔵として主屋玄関脇の応接間等とともに増築され,後に内部に床を増設して二層に改めた。2間×3間の小規模な蔵だが,外壁はモルタル塗りに目地を切り石造風に見せ,軒蛇腹,胴蛇腹を付けて外観を整えるなど,丁寧な造りになる。 |
川口市母子・父子福祉センター
(川口市母子福祉センター から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/22 02:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動川口市母子・父子福祉センター(かわぐちしぼし・ふしふくしセンター)は、埼玉県川口市金山町に所在する建築物。「川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸)」という名称で国の登録有形文化財になっている。庭園は川口市指定名勝。
概要
鋳物問屋鍋平別邸の母屋は嶋崎家4代目の嶋崎平五郎が西洋文化を取り入れて明治時代末期に建築したもので、平五郎が死去後は市に寄付され、母子福祉センターとして利用されている。1919年(大正8年)に2階が、1927年(昭和2年)に玄関脇の洋間(現事務室)増築された。
2001年(平成13年)10月12日に主屋と離れが国の登録有形文化財に[1] 2006年(平成18年)に庭園が川口市の名勝に指定された[2]。
2014年(平成26年)10月1日より川口市母子福祉センターから現名称に変更された。
脚注
- ^ 川口市母子福祉センター(旧鋳物問屋鍋平別邸) - 文化遺産オンライン
- ^ 母子・父子福祉センター
関連項目
外部リンク
- 川口市母子福祉センターのページへのリンク