岩手県最大のニュータウンとは? わかりやすく解説

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岩手県最大のニュータウン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/31 04:24 UTC 版)

松園ニュータウン」の記事における「岩手県最大のニュータウン」の解説

1960年代後半第一次ベビーブーム世代結婚適齢期迎え住宅需要大幅増加が懸念されていた。特に岩手県内住宅不足は長年深刻であり、県庁所在地である盛岡市例外ではなく岩手県住宅供給公社当時岩手県住宅協会2009年3月31日付で解散)が人口2万人程の大ニュータウン構想した当初紫波郡都南村(現・盛岡市一部)や紫波郡矢巾町等が候補地であった諸事情により断念され、盛岡市北東部位置する小鳥沢地区開発することが決定された。「松園」の名称は、計画地の9割強がでありアカマツ多かったことと、公園造成をするという意味合いから、当時岩手県知事千田正岩手県住宅協会理事長兼務)が命名した出来上がったニュータウンは、隅々まで整然と張り巡らされ道路商業施設公園学校等配置モデルケースとして注目集め県内外から視察者が相次いで訪れた難点としては、盛岡市中心部へのアクセス整備後手まわったことで慢性的な交通渋滞発生していること(現在は若干改善)、丘を切り崩して造成されたため位置高く、冬の降雪量盛岡市中心部比べて多いこと(温暖化降雪量減少傾向)である。また、西側位置する南部片富士湖を見下ろす地形になっている団地内には岩手県立博物館がある四十四公園、すぐそばにある桜の名所四十四田ダム松園中央公園病院学校金融機関交番バスターミナルなどがある。商業に関して松園商工会結成され小さな商店点在するが、2010年4月現在、スーパーはいわて生協ユニバースの2店舗コンビニは3店舗となっている。 北松園4丁目の国民年金康保センターもりおか閉鎖され跡地含めた敷地何度かの入札の末、宮城県仙台市にある不動産業者落札し、同施設建物解体された。現在はサンタウン松園パークヒルズとして分譲住宅地生まれ変わっている。 盛岡市中心部から離れている大規模団地にもかかわらず行政サービス機能課題があり、盛岡市役所松園連絡所はあるものの、施設的には貧弱である。また、岩手銀行サンタウン松園支店松園支店統廃合を行う等、高齢化が進む同ニュータウン住民にとって僅かながら不便が生じ始めている。 アクセスは、盛岡駅および盛岡バスセンター等と繋ぐ岩手県交通路線バス自動車となる。自動車北部を走る岩手県道16号盛岡環状線出れば滝沢市にある滝沢駅近く東北自動車道では盛岡インターチェンジではなく滝沢インターチェンジが近い。路線バスについて下記松園地区ゾーンバス参照されたい。

※この「岩手県最大のニュータウン」の解説は、「松園ニュータウン」の解説の一部です。
「岩手県最大のニュータウン」を含む「松園ニュータウン」の記事については、「松園ニュータウン」の概要を参照ください。

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