山根光彦の周辺人物
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/06 06:16 UTC 版)
「あなただけ見えない」の記事における「山根光彦の周辺人物」の解説
高橋貞国(たかはし さだくに) 演 - 綿引勝彦 東和大学教授。娘の真美を光彦と結婚させようとする。学術的興味から青田三郎の計画に協力し、間宮家の財産を巡る陰謀の裏で暗躍する。幼少時の青田和馬を繰り返し虐待したり陽子から引き離すなど、高野淳平や明美の人格が発生する原因を作った。また、青田三郎と共に仕組んだ交通事故に学生時代の川島舞子を巻き込んで入院させ、両親を殺害した偽りの記憶を刷り込んだ。最終回にて、トイレの個室で用を足していたところを間宮望に殺害された。 前田(まえだ) 演 - 近藤誠 東和大学病院の助手で、長髪を後ろで束ねている男性。青田三郎に連絡を取るなど、高橋の補佐を務める。最終回で惨殺された高橋を発見したところを間宮望に殺害された。 高橋真美(たかはし まみ) 演 - 船田幸 高橋貞国の娘。山根光彦に好意を抱き、会食の席でテーブルの下から足を延ばして向かいの席に座る光彦の股間を足でまさぐるなど、アピールを繰り返す。父親のとりなしで光彦との婚約にこぎつけるが、その裏で光彦の弟・清とも関係を持つ。愛車は赤いサイノス。間宮幸太郎の日記を狙う明美に拉致されてベッドに緊縛され「男にあって女にないものなーんだ」という明美の音声が吹き込まれたテープを繰り返し聞かされるなどの扱いを受けるが、高野淳平が高橋貞国に監禁場所を話したため、後に救出された。 山根節男(やまね せつお) 演 - 勝部演之 山根光彦と清の父親で、東都銀行の銀行員を務める。妻の志津と一緒に、すき焼きやカニなどをよく食べている。光彦に無断で川島恵のアパートに電話し、光彦と別れるように促した一方で、光彦と高橋家の令嬢・真美との婚約には積極的だった。勤務中に偶然、間宮の屋敷内で交わされた共謀の録音テープが存在することを知り、テープが保管されていた恵の貸金庫を無断で開けて入手する。すぐさま間宮の屋敷に赴いてテープの内容を元に10億円を要求するが、その直後に自宅にて志津と共に、青田三郎の霊が憑依した望に首を切断されて殺された。 山根志津(やまね しづ) 演 - 立石凉子 山根光彦と清の母親。夫・節男と共に間宮家の財産を狙ったため、青田三郎の霊が憑依した望に首を切断されて殺された。死の直前、さらに強請りのネタを作るためにカセットテープの録音機能を作動させており、自宅内で望に襲われた際の断末魔が録音された。 山根清(やまね きよし) 演 - 斉藤隆治 山根家の次男で、光彦の弟。家族内ではできの悪い厄介者として疎まれている。兄である光彦に対して劣等感を抱き、ことあるごとに突きかかる。また、光彦の婚約者である真美にアプローチして肉体関係を持った。一方で、路頭に迷った恵にバイト先を斡旋するなど親切に振る舞う。偶然、間宮の屋敷内で交わされた共謀の録音テープを聞いて、両親が間宮家に金銭を要求していることを知り、友人の正一と共に、強盗を装い両親を脅して金を奪い取ろうとするが、首を切断された両親の惨殺死体に遭遇して錯乱する。直後に両親を殺害した容疑で逮捕され、精神が崩壊した。最終回にて、高橋によって特殊な音波が発生するマイクロスピーカーを耳に装着され、催眠に陥った状態で間宮家の顧問弁護士だった男を口封じのために殺害した。
※この「山根光彦の周辺人物」の解説は、「あなただけ見えない」の解説の一部です。
「山根光彦の周辺人物」を含む「あなただけ見えない」の記事については、「あなただけ見えない」の概要を参照ください。
- 山根光彦の周辺人物のページへのリンク